Reading Time: < 1 minutehttps://news.yahoo.co.jp/pickup/6480314
ショッキングなニュースが報道されました。
幹細胞培養上清液での死亡事故。
詳細は報道されていませんが、複数人の死亡事故のようです。
原因は、エクソソーム?ではなく敗血症との情報も出ていますが真偽は未だ不明です。
敗血症であれば医療機関側の重大な業務上過失致死容疑がかかる大事件です。
過去にも三重県にある医療機関で 作り置きをした不衛生な点滴を投与された患者様に健康被害、敗血症による死亡者が出て 多くのメディア(中日新聞や各テレビ局)が報道しました。
今回はまだ、テレビや新聞報道は無いようです。
リスクマネジメントを順天堂大学医学部大学院で教える立場からは、
管理体制の問題、試薬であり未だ、エビデンスがある治療では無いことの認識が欠如した医師や医療機関のスタッフの怠惰が招いた事件と想定されます。
幹細胞培養上清液、エクソソームの試薬自体に問題が無くてもこの事件は、幹細胞培養上清液、エクソソーム試薬の投与治療の印象を極めて悪くしてしまいました。
エクソソームの研究者からは、批判が出ているようです。
一部の美容外科クリニックでの誇大広告、営利を優先する美容外科医や投資家によるグレーな再生医療ビジネス。
本来、大きな可能性がある 幹細胞培養上清液やエクソソーム療法の世間の目がネガティブに働かないように願います。