Reading Time: < 1 minute陰部の臭いはいろいろな原因が考えられます。
陰部といいましても臭いの原因となる部位が 1:膣内 2:外陰部である皮膚
の2つに分かれますが、この中で いわゆる スソワキガとして治療の対象になるのは2の皮膚の汗腺に問題がある場合のみとなります。
膣内には炎症が起こると 粘膜から分泌液が出ます。この時に細菌感染やトリコモナス、淋菌といった感染症が原因であれば、性感染症の有無を問わず臭いの原因となります。
特にトリコモナスという疾患では特有の臭いが出現します。
尿の臭いとは明らかに異なりますのですぐに気が付きます。
特効薬がありますので治療で治癒します。
淋菌や他の細菌感染症でも抗生剤投与で完治が期待でき 帯下が無くなれば臭いも無くなります。
いわゆるスソワキガは真皮にある汗腺と皮膚の常在菌が原因で特有の臭いが発生しますので 一般的にはアポクリン汗腺との関係があり耳垢が湿っている方が スソワキガになりやすいと言えます。
ただし突然 臭いが出てくることはありません。生理が始まるころから臭いが気になることが多いことが知られています。
ワキガ臭は専門医であれば確実に診断できます。
もし自分がスソワキガかどうかご心配な時は、ぜひ、ご相談ください。ガーゼテストという患部に特殊なガーゼを10分ほど当てていただき ガーゼに付いた臭いを診断させていただきます。