Reading Time: < 1 minutehttps://www3.nhk.or.jp/news/html/20241026/k10014619571000.html
再生医療治療での医療事故の報道がありました。
表に出ていないだけで 幹細胞点滴による類似のトラブルは発生しています。
安易に再生医療を実施するクリニックが増えたこと(大変な収益が得られ多くはガン治療や若返りのアンチエイジング目的で実施されています。)はこのような被害者も増やします。
エクソソーム点滴も同様の事故が発生するリスクはあります。
一般的な点滴と比較するとかなりリスク大であることは多くの医師は知っています。
理由は、製剤が試薬であり厳重な管理や安全性が担保されていないケースが少なくないからです。
汚染された試薬を投与されてしまうと敗血症になるリスクがあります。
培養もCPCのクオリティも一様ではなく標準化されていないため粗悪な培地や雑な培養法で製造された試薬も出回って エクソソーム試薬として販売され 営利優先の悪徳美容外科で投与されている実態があります。
悪徳美容外科は必ずエクソソーム点滴を行っているといっても過言ではありません。
美容外科医がエクソソーム療法の専門医ではありませんし一切知識を持たない美容外科医が多数です。
美容外科で実施されていますエクソソーム点滴は絶対に受けないようにお勧めいたします。
試薬であり安全性も有効性もエビデンスも標準化プロトコルも存在していません。
がん化や炎症を惹起する可能性すらあります。
アンチエイジング目的で行ったエクソソーム点滴が老化を進行させる原因になる可能性も否定できません。
再生医療で重大な感染症 医療提供一時停止の緊急命令 厚労省
がんなどの予防を目的に都内のクリニックで再生医療を受けた人が、重大な感染症にかかり入院したとして、厚生労働省はクリニックなどに対し再生医療の提供を一時停止させる緊急命令を出しました。
今後、原因などを詳しく調べることにしています。
命令を受けたのはいずれも医療法人輝鳳会が運営する
▽東京・中央区の「THE K CLINIC」と
▽豊島区の「池袋クリニック培養センター」です。
厚生労働省によりますと、クリニックでがんなどの予防を目的に、再生医療を受けた2人が感染症による重い症状で入院しました。
2人はNK細胞と呼ばれる細胞の加工物の投与を受けていたということです。
厚生労働省は健康被害が拡大する可能性があると判断し、25日、再生医療等安全性確保法に基づいて、クリニックと、NK細胞の培養を行ったセンターに対し、同様の再生医療の提供などを一時的に停止させる緊急命令を出しました。
再生医療は医療保険が適用されない自由診療で行われ、入院した2人は回復に向かっているということです。
厚生労働省は原因を詳しく調べるとともに、ほかに健康被害が疑われる人がいないか調査することにしています。