小林製薬の商品による健康被害問題が拡大しつつあります。
死亡という最悪な結果を引き起こしている以上、徹底的な原因究明と対策が講じられなくてはならないですね。
海外へもその波紋が広がっているため日本の健康産業に関する信頼を揺るがしかねない歴史上稀に見る大事件です。
弊社もヘルスケアを事業の柱としてこの事件は注目しています。
サプリメントは基本的には、本来、栄養補助食品であり単独で薬剤のような効果が期待できるものではありません。トクホという商品がでてきてある程度その効果を謳えるようになりましたがエビデンスがあるとは思えません。
薬剤ほど厳密な臨床試験やエビデンスは不要です。副作用に関しましても治験、確認されているわけではなく どんなリスクがあるのか不明で、ある意味 薬剤よりも摂取にリスクがある可能性があります。
薬剤は疾患治療に必要ですから副作用を上回るメリットがあれば摂取が必要となります。
サプリメントは一切、医学知識を持たなない一般の方々が服用する場合がほとんどで リスクを考えることもありません。
医師のアドバイス、診察を受けて処方されるものではありません。
つまりメーカーの広告宣伝を完全に信用して日々、長期間、服用する商品です。
サプリメントの構成成分は
・増粘剤
・滑沢剤
・ベース基材
・着色料
・香料
・防腐剤
・・・など本来なら摂取する必要が無い成分がサプリメントの重量の大部分を占めているという現実を多くの方は知りません。
当然、日時の経過とともに、これらの成分は酸化したり劣化します。
今回の事件はこれまでのサプリメントの国民の妄信的服用に警笛を鳴らすきっかけになると思います。
今回の事件でお亡くなりになられました方のご冥福をお祈り申し上げます。健康被害で苦しむ方々の1日も早いご快復を祈念申し上げます。