Reading Time: < 1 minute ワキガ治療におけるミラドライの選択と医療業界の現状 近年、「直美」という言葉がメディアで注目を集め、医師の間でも問題視されています。特に、美容外科や美容クリニックへの急速な参入が医療業界全体に悪影響を及ぼしている現状があります。研修ローテーションを終了したばかりの医師が、美容外科へ就職し、専門資格を持たない状態で治療を行うケースが急増しており、このような医療環境の変化は患者様にも多大な影響を及ぼしています。 たとえば、大手美容外科に採用されると、1年未満で院長や技術指導医として役職に就き、手術を行うケースがあります。これは常識的な医療の世界では考えられない状況です。結果として、質の低い医療が蔓延し、本来の医療目的を損なう可能性があります。 さらに問題なのは、美容外科とは無関係な診療科目（精神科や内科など）の医師が、外科的スキルを全く持たないまま美容外科医を名乗るケースです。医師経験10年以上であっても外科経験が皆無の場合、専門的な治療を安全かつ効果的に行う能力に大きな疑問が残ります。 名古屋栄の美容クリニック問題 名古屋栄で新規開業した美容クリニックでは、SNS広告やネット広告を活用して集客しながら、看護師に施術を任せる診療を行っています。このようなクリニックから被害を受けそうになった患者様からの情報では、以下の点が挙げられています：

• 内科医出身で美容外科医としての経験が極めて少ない。
• 医師の診療はほぼ形式的で、施術は看護師が主導。
• 他クリニックの治療方法を否定し、患者様を誤誘導する診療行為。
• このような医療機関の実態は、美容医療崩壊を招く可能性があり、患者様の安全を脅かすものです。 信頼できる医師の選び方とワキガ治療への影響 美容外科医として最低でも15年以上の経験が必要であると私は考えています。手術件数の多さだけでは信頼できる医師かどうかを判断する材料にはなりません。重要なのは、医師自身が施術後の患者様の経過を詳細に観察し、時間とともに結果をフォローすることです。これにより、医師の知識とスキルが真に向上します。 現在の美容外科の問題の多くは、以下によるものです：
  1. 経験不足の医師が治療を行う。
  2. 営利優先主義による適応外手術が行われる。
  特に、ミラドライを使用したワキガ治療では、労働単価を重視し、スキル不足の看護師による施術が原因で、効果が得られなかったり、熱傷痕が残ることがあります。このようなトラブルを避けるためには、医師の経歴や美容外科医としての経験年数、看護師施術の有無を十分に確認することが求められます。 ミラドライ治療後のトラブルに関するご相談 当院では、ミラドライによるワキガ治療で効果が得られなかったり、熱傷痕が残った患者様の診療を多数行っています。院長の末武が責任を持って丁寧に診療させていただきます。治療を希望される方は、ぜひ医師の経歴やクリニックの施術方針を十分にご確認の上で、安心して診療を受けていただきたいと思います。