Reading Time: < 1 minute5月30・31日はANAインターコンチネンタルホテルで第112回日本美容外科学会が開催され参加いたしました。
参加者が極めて多く立ち見が出る会場もありました。
残念なのは、参加者の質の悪さ。
医師でないコメディカル?中国からの参加者がかなりの数ご参加されていましたが、マナーがなっていませんでした。とても不快な思いをしたのは私だけではないはずです。
発表中、私語、禁止された撮影を当たり前のようにする、並んだ列への割り込み・・・
医師では絶対に行わない非常識行為がかなり目につきました。
参加者増大で学会盛況も良いのかもしれませんが質も大切です。
高額な参加費を支払って参加しています医師が優先されるべき。
発表もあまりにも企業に偏ったPRにも驚きました。エビデンスもほとんどない?・・・
極め付きは再生医療関連。
一番慎重に検討するべき分野の数がそのような議題は一切なく、メリットを誇大にした発表ばかり・・・
グレーゾーンのエクソソーム療法や幹細胞培養上清液点滴など メリットを発表する前に 標準化やエビデンスの話が一切ないことに 美容医療の闇を感じてしまいました。
これはもう学会ではないレベルのセッションです。
標準化やエビデンスが無いことを堂々とPRすることは学会の場でいかがなものでしょうか?
日本美容内科学会でのセッションはEBMに基づいた考えを理事長の青木晃先生がご発表されていました。