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男性性器手術のトラブル 形成外科専門クリニックの不可思議。
陰茎の手術は形成外科の看板の元に行なわれています。
そこでは手術台に乗せられ、カウンセラーと称する男性スタッフに、粗チンと辱められながら、男性器を大きくするにはコラーゲンを20本位打たないとダメだと言われて15万円と思って包茎手術を受けに行ったのに手術台の上で200万円のローンを組まされるようなことが公然と行なわれている実態があります。
これは新聞・雑誌など多くのマスコミで大きく取り上げられたことでもあるのに改善されていません。患者心理として自分の恥さらしなので公に出来ないからです。
つまり泣き寝入り状態です。
私のクリニックにも包茎手術をUクリニックで275万円の手術費用ローンを組まされて受けてしまった学生が相談に来院されたことがありました。
私の顧問弁護士が依頼主の学生が手術後の状態が思わしくないため診察をして欲しいとの以来でした。
また、275万円の手術費用が適切かどうかの見解を求められたのです。
陰茎の一部には過剰に注入されたコラーゲンがシコリとして残り、縫合された部位は開いて部分的に壊死を起こしている状態でした。
あまりにも雑な手術手技に驚きました。
このクリニックでは通院不要をうたい文句にしていました。通院不要は手術後はどうなっても知らないよ、と医師から言われているようなものです。患者様サイドのメリットは一切ありません。良識ある医師であれば術後の患者様の状態は気になるはずで術後ケアも必要です。溶ける糸は傷跡をキレイにすることを考える美容外科医では使用しないでしょう。
手術に責任を持つ医師は必ず術後のケアのための通院をお薦めします。
結局、この学生は2週間の通院で大事には至りませんでしたが、手術費用の返金には至りませんでした。
陰茎の手術は、包茎とは別に長茎増大手術(長く太くする手術)というのがありますが、陰茎は奥の方でしっかり固定されてますから、手前の2種類の靭帯を切ったところで前方に引き出すことは出来ません。
また増大手術は組織壊死を起こしたり醜形を呈しますので奨められません。
陰茎専門クリニックとして包茎・長茎増大手術のみを行なうところは美容外科医としてのトレーニングを十分積んでいない医師がほとんどで要注意です。
包茎手術は高すぎても安すぎても問題があります。
ある大手美容外科クリニックではアルバイトの医師にクランプ法という雑で安易に行う手術法で流れ作業的に行っています。
手術費用は安いのですが、手術痕も醜いものです。
手術には適正価格があります。
納得できない治療費用には疑問を持ってください。