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ホクロ除去にはいろいろな方法がありますが明らかに良性腫瘍 つまり母斑細胞母斑の場合には、切除は行わない方法での除去を実施いたします。
体のホクロ、つまり皮膚良性腫瘍におきましては 確実に診断がダーマスコープでつけば病理検査を行う必要はありませんが、確定的ではない場合には、病理検査で確定診断を行います。
病理検査の場合にはバイオプシーという腫瘍の一部を除去して病理組織検査を行うため採取検体を検査センターに送り1週間後の検査結果を待ちます。
あるいは切除手術で完全除去して病理組織検査を行います。
切除の場合には、少なからず傷跡が残るため 確実に良性で容易に除去出るようなホクロすなわち母斑細胞母斑の除去ではあえて切除は行わず レーザー、もしくは電気分解法の蒸散を実施します。
麻酔後、色素の塊である母斑細胞母斑を熱エネルギーで蒸散させると擦り傷状態の傷跡となります。
この傷跡に直後だけ 抗生剤とステロイド軟こうを塗布。
その後は湿潤療法を行うため医療用創部被覆材を貼って治療は終了します。
体のホクロは原則、美容目的ではないため保険適応での 皮膚腫瘍摘出術が受けられる場合があります。
お気軽にご相談ください。