Reading Time: < 1 minuteホクロ除去は、部位や大きさ ホクロの種類、形状などで治療法が異なります。
当然悪性を疑えば切除して 組織を病理学的検査によって 悪性の有無 と組織学的確定診断を行います。
一般的にダーマスコープで悪性所見が認められず明らかに良性のほくろまで全て切除による除去をしてしまうと切除後の傷痕がホクロ以上に目立ってしまうことも少なくありません。
形状は、
1:盛り上がったホクロ
2:やや盛り上がったホクロ
3:平坦なホクロ
に分類されますが、この中で盛り上がったホクロが 容易に除去可能で傷跡も残りにくいと言えます。
ホクロ除去にはすでに30年ほど前から炭酸ガスレーザー照射による蒸散法で施術が行われてきました。
レーザーと聴くと最先端のイメージがありますが 炭酸ガスレーザー機器自体のシステムは30年も前のシステムとほとんど原理は進化していません。
理論的なことも同じなのです。炭酸ガスレーザーだから綺麗に除去できるとは限りません。炭酸ガスレーザー照射を 取り放題 で安価でホクロ除去を行っています医療機関でただ照射されただけでホクロも除去されず熱傷痕だけで残ったケースのご相談が後を絶ちません。
炭酸ガスレーザーだから綺麗に除去できるということはありません。特に盛り上がったホクロでは 高周波による熱でホクロの組織を慎重にかつ緻密に蒸散させ熱傷後瘢痕を回避させ傷跡を目立たたないように除去する方法を当院では推奨します。
あえて炭酸ガスレーザー照射を行わない。もちろん技術的には高度な技術が必要となりますが とても綺麗にほとんどのケースで除去できて術後の傷跡も目立ちません。
平坦なホクロでは色素が真皮の深層や皮下組織まで及んで一度に完全に除去しようとしますと抉れるように 深い部分までの蒸散処置が必要となり瘢痕化しやすいため1回での完全除去は困難なことも少なくありません。
その点、盛り上がったホクロは盛り上がったホクロ組織をまず平坦まで蒸散させれば 綺麗に傷も治癒して傷跡が残りにくくなります。ホクロは専門医なら どの治療法がベストでケアが必要か術前に診断可能です。