Reading Time: < 1 minute本日はクリスマス
12月25日は世界中で祈りが捧げられていますね。
皆さんは、どのようにお過ごしでしょうか?
私は、本日も診療を行っています。
私にとりまして 12月25日は特別な日であり生涯祈りを捧げ 大切な思い出に浸る日になります。
20年前の2001年 12月25日 視覚障害者で盲人でした 唯一の肉親 である母親が 天国へと旅立ちました。
すい臓がんで半年間 苦しみぬいて逝きました。
発見時にはすでに末期の状態でどうすることもできませんでした。
視力を48歳で 医師の誤診で失い 72歳で すい臓がんという極めて最期が苦しい病でなくなってしまった母を 医師の自分でもどうすることもできませんでした。
人の悪口も1度も言ったことも無く謙虚でおとなしい母親でしたが 1度だけ のろのろしていたことに腹を立て 怒鳴ってしまったことがありました。
【なりたいわけでもないのに目が見えなくなって 動けなくてごめんなさいと】私に謝って・・・初めて母がすごく泣いた姿を見ました。
自分の愚かさに気が付いた瞬間でした。何一つ悪くない母に謝らせ悲しい気持ちにしてしまった人間として最低の態度をとってしまった自分を今でも 深く 深く悔いています。人生最大の悔やみです。
他人の気持ちを思いやること なかなか簡単なようで 常にはできませんね。
近く リタイヤも考えていました自分ですが、患者様の気持ちを考えた診療を続けていきたいと思います。
20年前 旅立った母の姿、を鮮明に覚えています。
母の魂を感じて今日1日過ごしたいと思います。
皆様にも幸せが訪れますように!
Merry Xsmas❕