Reading Time: < 1 minute当院のワキガ治療、3割弱が中学生以下のお子様のご相談です。
子供のワキガの場合には治療するためには重要なポイントがあります。
成人とは治療法や回数が少し異なります。
中学生以下の子供の治療には
1:極力痛みがない麻酔、術後のケア
2:施術が成人より長期間
3:再発の可能性が高い
4:ダウンタイムケアが成人以上に大切
なことです。
特に小学生の場合には効果が成人と比較すると劣ることもありいつから治療をスタートするかも重要です。
ミラドライを痛みがないと某医療機関で説得され ミラドライ治療を受けた小学生の患者様がご来院されたことがあります。
あまりの痛みと強い腫れで数日間 痛みで腕が全く動かすことができないばかりか、学校へ行くこともできなくなりました。
腫れない、痛み無い、ダウンタイム無いと術前には説明されていたようです。
しかも担当は看護師。
小学生に 無痛治療と虚偽の事実を告げ施術後の痛みが強いミラドライ治療を看護師に行わせる医療行為が正当かどうかは よく考えればわかりますね。
ミラドライは臭いに対しましては汗に対する抑制効果よりも弱く 看護師施術では全く効果が無い場合も少なくありません。
ミラドライは皮膚へ軽い熱傷を起こさせて汗腺を熱エネルギーを破壊する施術です。
身体への侵襲で熱傷が最も強い痛みを伴うことは医学の常識。これを痛みがないというのはとんでもない嘘を患者様へ伝え治療に騙して誘導する行為なのです。
お子様の場合には痛みが特に敏感な場合も多く 一度ミラドライによる治療後の強い痛みを体験してしまうと2度とワキガ治療を受けなくなることもあるのではないでしょうか?
子供に対するミラドライ治療は、成人の乳輪部、デリケート部位への治療同様 適応外と私は考えます。
特に看護師が行う治療はパワー設定や術中の状態の把握も正確にできないためリスクは大です。
疼痛に対する配慮も 子供のワキガ治療では極めて重要です。
もし、お子様のミラドライ治療をお考えの方がおられましたら 痛みに関することは必ずご確認してほしいですね。
痛みありません、というミラドライを実施する医療機関があれば絶対にその医療機関では治療を受けるべきではありません。
ミラドライ治療は強い痛みと腫れが起こる治療なのです。