日本美容内科学会総会ポスターにで採用されました。
小林製薬事件で思う事
小林製薬の商品による健康被害問題が拡大しつつあります。
死亡という最悪な結果を引き起こしている以上、徹底的な原因究明と対策が講じられなくてはならないですね。
海外へもその波紋が広がっているため日本の健康産業に関する信頼を揺るがしかねない歴史上稀に見る大事件です。
弊社もヘルスケアを事業の柱としてこの事件は注目しています。
サプリメントは基本的には、本来、栄養補助食品であり単独で薬剤のような効果が期待できるものではありません。トクホという商品がでてきてある程度その効果を謳えるようになりましたがエビデンスがあるとは思えません。
薬剤ほど厳密な臨床試験やエビデンスは不要です。副作用に関しましても治験、確認されているわけではなく どんなリスクがあるのか不明で、ある意味 薬剤よりも摂取にリスクがある可能性があります。
薬剤は疾患治療に必要ですから副作用を上回るメリットがあれば摂取が必要となります。
サプリメントは一切、医学知識を持たなない一般の方々が服用する場合がほとんどで リスクを考えることもありません。
医師のアドバイス、診察を受けて処方されるものではありません。
つまりメーカーの広告宣伝を完全に信用して日々、長期間、服用する商品です。
サプリメントの構成成分は
・増粘剤
・滑沢剤
・ベース基材
・着色料
・香料
・防腐剤
・・・など本来なら摂取する必要が無い成分がサプリメントの重量の大部分を占めているという現実を多くの方は知りません。
当然、日時の経過とともに、これらの成分は酸化したり劣化します。
今回の事件はこれまでのサプリメントの国民の妄信的服用に警笛を鳴らすきっかけになると思います。
今回の事件でお亡くなりになられました方のご冥福をお祈り申し上げます。健康被害で苦しむ方々の1日も早いご快復を祈念申し上げます。
小林製薬の体質?!
tps://www3.nhk.or.jp/news/html/20240327/k10014403771000.html
過去にもサプリメントによる健康被害は多数起こっています。
しかし、国内の製品でこれほど大規模で死亡者が出るような事故はレアケースです。
小林製薬の被害状況の発表や報告も遅くなり被害が拡大しました。
健康食品は安全!
と多くの方が思い込んで毎日摂取されています。
しかし、治験を行ったわけでも安全性も各メーカーが確認しているだけで薬剤のように厳密な臨床データーは存在しません。
サプリメントは成分以外にも防腐剤、滑沢剤、着色剤、増粘剤、ベース基材・・・など極めて多くの不要成分が必要成分以外に含有しています。
主成分が安全でも他の成分が安全とは限りません。
私は順天堂大学医学部大学院 病院管理学で 【代替医療と倫理】の講義を受け持ってサプリメントのリスクやアプローチ法を解説しております。
小林製薬さんのような巨大企業のリスクマネジメントにも今回大きな問題がありました。
報告も遅れて問題になっています。
この企業は きわめて斬新な商品をリリースして注目を集めています。素晴らしい商品も多いのですが、中には 子ども虐待商品と酷評されています 【キズドライ】 という
消毒薬剤を販売されています。傷への消毒は昭和の医療行為。現在では水道水で洗浄が原則で傷への直接消毒は行いません。
現在の医学では創の治癒は湿潤環境が常識。 乾燥させることで治癒が遅れるだけでなく感染のリスクも高まります。
昔からの傷は乾燥させる をイメージを利用した 問題商品なのです。
多くの医師からこの企業へこの商品に対するクレームが入っているにもかかわらず未だ販売を続けているというのは企業体質なのでしょうか? この商品で多くの子供たちの傷の治癒が遅れていないか心配です。
今回の事件も1日も早く 大きな健康被害を引き起こした 原因物質とメカニズムが特定されて被害に遭われました患者様の治療に役立つことを祈念申し上げます。
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- 医師による診療記録があり、診断名、診断根拠、医薬品名及び使用量・使用方法などが明確に記載されている。
- 薬事法にもとづいて認可された医薬品を用いた治療であり、且つ適応内使用である。