医療コラム
   
ワキガ治療費の闇
Reading Time: < 1 minuteワキガ治療法としてミラドライが誇大広告されています。 ミラドライは私のブログでお伝えさせていただいておりますように ワキガには無効です。 ミラドライは原発性腋窩多汗症の治療機器として厚生労働省から認可を受けた医療機器ですが 臭いの軽減には無効 つまりワキガには効果が無かったと実験的にも確認されワキガ治療機器としては認可されていないのです。 にも拘わらずあたかもワキガに有効であるといった虚偽を誇大広告して集客する美容外科が多いという現況があります。 特に最近では集客するためそのような虚偽の誇大広告だけでは競合に負けてしまうため 価格まで偽る 悪徳美容外科が増えています。 いわゆる悪徳美容外科同士の価格競争です。 価格を抑えるためどうするか? 医療の質を恐ろしく低下させます。 ワキガや多汗症の知識が全くない新人看護師に施術を実施させるのです。 しかもデバイスの操作すら習熟していない。 また、アップセルするため 1回で完治と広告で謳いながら複数回のコース治療やオプション(麻酔費用、笑気ガス費用、抗生剤費用、鎮痛剤費用、診察費用などなど)費用を搾取して 広告とは全く異なる高額な治療費用を患者様へ請求します。 ミラドライ98000円しかし、麻酔費用は50000円 笑気ガスは30000円 薬剤費は30000円 再診料は10000円 鎮痛剤日は10000円・・・ 1回あたりの治療費は楽に20万円をはるかに超えます。 この手口で複数回の治療を勧める。しかも担当は看護師。 恐ろしい手口なのです。 治療費が安いと患者様の集客が容易になります。 結果として当院では行うEL法よりはるかに高額で ダウンタイムも強くリスクも大きく全く効果が期待できないワキガのミラドライ治療が看護師に行われて理宇という現況。 最近では、医師でない人間が美容クリニックを経営して格安をうたい文句でミラドライ治療を行っている医療機関がありますがこの医療機関も医師が責任をもって実施する体制は全くとっていないことは確認済みです。 治療費は、 専門医による診察費用 麻酔費用 薬剤費用(内服薬、外用薬) 再診費用 保証費用 医療費控除適応の有無 すべてしっかり確認して治療を受けていただきたいと思います。 見かけの詐欺まがいの治療費に騙されてはいけません。 格安で高度な医療を提供することは ワキガ治療の専門医であれば絶対に行わないです。 安全性、効果を責任をもって最初から最後まで同一専門医が治療をワキガ治療を行うのは医療機関として常識です。 ワキガ治療を受ける前に必ず詳細な費用と看護師が行わないかをうかがって治療を受けていただきたいと思います。
   
美容ナースの診断による被害
Reading Time: < 1 minute先日、緊急で腋窩の感染性粉瘤の患者様の処置を行いました。 もちろん保険診療です。 4センチほどの直径に発赤、腫脹、疼痛、熱感と感染兆候が認められすぐに麻酔を行い切開排膿と内部の内容物の排出を行いました。 経過をよく伺うと 某美容外科クリニックで受けた脱毛が原因でした。 以前より粉瘤に気が付いていましたが、放置されていて 美容ナースに脱毛の際相談したところ 美容ナースが 全く問題ないから脱毛して 粉瘤は放置したほうが良いと とんでもないことです。 粉瘤に脱毛を行えば炎症が起こり感染性粉瘤になることも。大きくなりますのでできる限り大きくならないうちに完全切除術を行う必要があります。 美容ナースが粉瘤の処置や予後を診断したり患者へアドバイスするのは医師法違反です。 美容ナースが私が容認できなのは あまりにも美容ナースの被害者も多く当院へ美容ナースからレーザー照射を受けられて酷い熱傷になり熱傷性瘢痕でご相談に来られたり、ワキガへのミラドライ治療で無効にもかかわらず熱傷性色素沈着や瘢痕になってご相談へご来院されます患者様が後を絶たないからです。 悪徳美容外科ほど美容ナースが活躍しています。医師よりも報酬が低く医師代わりの治療を行わせられるためです。 美容ナースの存在自体はやむをえませんが、美容ナースの医師の行うべき業務を行う違法行為は厳しく取り締まっていただきたいです。 美容ナースの活躍により美容医療の質が低下していることは紛れもない事実だからです。
   
悪徳美容外科の手口3 看護師治療の違法行為
Reading Time: < 1 minute神戸市:一般社団法人めぐみ会に対する行政処分(改善措置命令)の実施 (kobe.lg.jp) 美容クリニックで医師不在にもかかわらず点滴や脱毛、レーザー照射を実施している医療機関が少なからず存在しています。 いわゆる 美容ナース診療です。 本当に恐ろしいことです。 もし点滴中に患者様がアナフィラキシーショックを起こしてしまったらどうするのでしょうか? 看護師には全く対応ができません。 リスク管理、危機管理ができていないのです。医師が不在でクリニック内での医療行為は絶対にNG. 利益を優先する美容クリニックではこのような手口が横行しています。 最近では医師以外の人間が美容クリニックはもうかるからと開業して経営するケースが増えてきました。 当然、彼らは医療よりも営利を優先します。正当な医療というものも理解できません。お金が儲かれば人が死のうが関係ないといった方々です。 利益を出すために医師を雇用するのではなく美容ナースを雇用します。美容ナースに本来医師が行うべき施術をすべて行わせるのです。残念ですが一部の美容ナースには倫理観がありません。美容外科医になったつもりで施術している美容ナースも存在すると伺いました。 悪徳美容外科でも 医師不在で看護師が脱毛やレーザー治療、点滴を実施している実態が実際にあります。 美容医療業界では 脱毛、レーザー治療、ミラドライ、高周波やRF、HIFU治療はナースが担当が当たり前という状況が作り出されてしまっているのです。 これは価格競争や患者様への有効性や満足度よりもクリニックサイドの利益を優先した結果です。 インフルエンサーという美容医療知識が一切ない方々の誇大なPRや自己利益獲得のために偏った情報発信にも問題があります。 美容クリニックで死亡事故が起こる前に 厚生労働省をはじめ保健所も徹底した指導をお願いしたいと思います。  
   
悪徳美容外科の医師
Reading Time: < 1 minute悪徳美容外科がクローズアップされていますが、そのグループに勤務する医師や看護師、スタッフの皆さんはどのようにお考えでしょうか? 内部の違法行為に驚かれて即退職された方もおられる反面、進んで違法行為に参画して 犯罪行為に及んでいる医師やスタッフの方々。 大変多くの医師やスタッフが勤務されているようですが このような恐ろしい行為を組織ぐるみで行っていたとすれば昨今話題となったビックモーター事件よりも悪質であり被害者も多いかと想定されます。 金銭だけ奪われるのではなく身体へのダメージや命まで奪われてしまうことになってしまうと深刻です。 悪徳美容外科に勤務する医師は高額な報酬が約束されているようです。美容外科医としてのスキルは一切関係なくいかに患者様を騙してお金を巻き上げるかで報酬がアップするのは異常です。 おそらくこのような悪徳美容外科に勤務する医師の再就職先は悪徳美容外科しかないでしょう。 正当な医療機関への勤務は履歴書を見られると厳しいと想定されます。 悪徳美容外科で治療を受けられた患者様を数多く診察させていただきましたがその結果の酷さはとてもブログでは紹介できないほどです。 治療した医師、高額なお金を患者様から巻き上げて無理やり医療ローンを組ませたスタッフに美容外科医としまして強い憤りを感じております。 当院では、 金利の高額な医療ローンの取り扱いも スキルのない医師の採用も アップセルも ミラドライも エクソソーム点滴も 脂肪吸引も 行っておりません。 悪徳美容外科の定義は定かではありませんが、患者様への医療サービスよりも営利を極端に優先する医療機関を指すのではないでしょうか。 美容ナース、インフルエンサーという存在も悪徳美容外科に拍車をかける存在となってしまうこともあるようです。 看護師にレーザー治療をはじめミラドライや治療行為をやらせています美容外科は【悪徳美容外科】ではないでしょうか? 看護師の施術と熟練専門医の施術と結果を比較しますと雲泥の差があります。 ミラドライ死亡事件のように 美容ナースによる施術は大きなリスクが。 今回の週刊文春の連載記事による暴露で 【悪徳美容外科】が少しでも少なくなることを強く願っております。  
   
悪徳美容外科の被害者の方へ
Reading Time: < 1 minute週刊文春で連載されています 悪徳美容外科クリニックグループの実態。 https://bunshun.jp/denshiban/articles/b9611 残念ですが氷山の一角であり 他にもかなり多くの悪徳美容外科クリニックで美容医療はもはや 保険診療医療とは異なる異次元の金儲けの亡者の集団と化しています。 アップセルは当たり前。 医師のスキルは関係なし 自称カリスマ美容外科医 美容インフルエンサーという詐欺師 患者様を騙すための O 円施術やクーポン広告 メディアもクライアントのため黙認し被害者拡大 札付きの医師を雇用する大手美容外科 犯罪を犯しても平然と診療する自称美容外科医 カウンセラーという偽医師 美容ナースの医師法違反 ミラドライというワキガビジネスの台頭による死亡事件 無知な医師による脂肪吸引の死亡事故 エクソソーム点滴という エビデンスのない不透明な治療 厚生労働省もやっと美容医療への危機感をもって動き出しました。 恐ろしい最近の傾向は 某国がオーナーの悪徳美容外科グループの存在です。 某国のオーナーで営利のみ追求を組織化。医療の枠を超えた恐ろしい行為が美容外科クリニック内部で行われています。 悪徳美容外科クリニックで被害を受けられた患者様は数多く当院へ傷跡、再発、様々なトラブルのご相談に訪れております。 当院では34年間の美容外科専門医の院長の私が丁寧にセカンドオピニオンやトラブルの対処を行っております。 お気軽にご相談ください。