2019年06月08日

美容外科・美容皮膚科 トラブルの実態 No.3

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男性性器手術のトラブル 形成外科専門クリニックの不可思議。

陰茎の手術は形成外科の看板の元に行なわれています。 そこでは手術台に乗せられ、カウンセラーと称する男性スタッフに、粗チンと辱められながら、男性器を大きくするにはコラーゲンを20本位打たないとダメだと言われて15万円と思って包茎手術を受けに行ったのに手術台の上で200万円のローンを組まされるようなことが公然と行なわれている実態があります。 これは新聞・雑誌など多くのマスコミで大きく取り上げられたことでもあるのに改善されていません。患者心理として自分の恥さらしなので公に出来ないからです。 つまり泣き寝入り状態です。 私のクリニックにも包茎手術をUクリニックで275万円の手術費用ローンを組まされて受けてしまった学生が相談に来院されたことがありました。 私の顧問弁護士が依頼主の学生が手術後の状態が思わしくないため診察をして欲しいとの以来でした。 また、275万円の手術費用が適切かどうかの見解を求められたのです。 陰茎の一部には過剰に注入されたコラーゲンがシコリとして残り、縫合された部位は開いて部分的に壊死を起こしている状態でした。 あまりにも雑な手術手技に驚きました。 このクリニックでは通院不要をうたい文句にしていました。通院不要は手術後はどうなっても知らないよ、と医師から言われているようなものです。患者様サイドのメリットは一切ありません。良識ある医師であれば術後の患者様の状態は気になるはずで術後ケアも必要です。溶ける糸は傷跡をキレイにすることを考える美容外科医では使用しないでしょう。 手術に責任を持つ医師は必ず術後のケアのための通院をお薦めします。 結局、この学生は2週間の通院で大事には至りませんでしたが、手術費用の返金には至りませんでした。 陰茎の手術は、包茎とは別に長茎増大手術(長く太くする手術)というのがありますが、陰茎は奥の方でしっかり固定されてますから、手前の2種類の靭帯を切ったところで前方に引き出すことは出来ません。 また増大手術は組織壊死を起こしたり醜形を呈しますので奨められません。 陰茎専門クリニックとして包茎・長茎増大手術のみを行なうところは美容外科医としてのトレーニングを十分積んでいない医師がほとんどで要注意です。 包茎手術は高すぎても安すぎても問題があります。 ある大手美容外科クリニックではアルバイトの医師にクランプ法という雑で安易に行う手術法で流れ作業的に行っています。 手術費用は安いのですが、手術痕も醜いものです。 手術には適正価格があります。 納得できない治療費用には疑問を持ってください。
2019年06月08日

美容外科・美容皮膚科 トラブルの実態 No.2

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美容外科・美容整形・美容皮膚科の診療科目とは?

美容外科・美容整形・美容皮膚科・美容内科 この診療科目で正式に厚生労働省が認可している診療科目は、美容外科のみです。 美容皮膚科診療を行っていても美容外科の診療科目しか正式には標榜できません。 HPは特別な規制がありませんが、タウンページやオフィシャルな雑誌に広告を掲載する場合は、美容皮膚科の診療科目は使えません。 日本では大学の医学部を卒業して医師のライセンスを取得すればすぐに医師として治療行為が行えます。 自分が進む道も自由に選択できます。 基本的には2年間の臨床研修を経て専門を決定します。 美容外科の講座は、北里大学、東京大学など少しづつですが、大学でも専門講座があります。 しかし、ほとんどの場合は、美容外科開業医の下で研修を行い、美容外科医としての技術や知識を身に付けます。 残念ながらそのレベルには大きな差があり、患者様本位の医療行為を行っているとは考えられない施設もあります。 手術適応を教えず、全て患者が希望すれば美容外科手術を行う。 手術不適応な状態でも当日、強引にダウンタイムがある手術を行っているクリニックもあります。 当然、手術のメリットのみを強調して術後の経過や手術のリスクの説明は行いません。 こういった医療機関で研修を行い手術のテクニックを身に付けた医師が短期間で新たに美容外科クリニックを開業する。 つまり短期間で不十分な研修を行っても美容外科として標榜した美容外科クリニックが開業できるのです。 医学部卒業2年目で堂々と経験豊富なカリスマ美容外科医としてHP上で自己紹介されていた先生もいるのです。 美容外科医18年目の私でも美容外科医としてまだまだ不勉強と考え毎日、勉強を行い、学術集会、セミナーへ初心に戻り参加しまして日々精進しております。 たった1,2年でどれほどの経験が積むことができ知識が身につくのでしょうか? 大きな疑問です。 形成外科医と美容外科医も大きく異なることはご存じない患者様も多いようです。 形成外科医が良い美容外科医であるとは限らないのです。 良い美容外科医とは自分の出来る範囲で丁寧に一生懸命、患者様のための医療を行う医師ではないでしょうか?
2019年06月08日

美容外科・美容皮膚科 トラブルの実態 No.1

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美容外科・美容整形・美容皮膚科の広告

美容外科治療を受ける前に患者の皆様は、どの医療機関で治療を受けるか決める時には情報収集を行います。 以前は、雑誌広告や新聞広告などの紙媒体が中心でしたが、最近ではインターネットの普及とともに各検索エンジンで直接、医療機関のHPを見て情報を得ている方が多いのではないでしょうか。 テレビで宣伝をしているから安心、有名なクリニックだから安心と多くの方は考えているようです。 宣伝・広告には莫大な予算がかかります。 メジャーな全国誌に1Pカラーで広告を掲載しますと150万円から180万円が掲載料の相場です。 複数のメジャーな全国誌に広告を掲載するだけで年間の広告予算が1億をはるかに超えるクリニックも数多く存在します。 患者様の数は限られているため、広告投資費用は高額な手術を行わないと回収できないことになります。 つまり、美容外科のドル箱と言われています、豊胸手術、脂肪吸引、フェイスリフト、ヒト成長ホルモン補充療法といった治療を行い収益を上げようと考えるクリニックが出てきても不思議ではありません。これらの治療は単回で100万円を超える診療報酬が得られます。 実際、経験の少ない医師が新規開業資金を早期回収しようと考えこれらのハイリスク・ハイリターンの手術をメインに行い大きなトラブルを起こしているケースも存在するのです。 莫大な広告費回収のため適応外の患者様へ手術をお薦めして行う。 患者様サイドでも美容外科手術、担当医の経歴、専門性、などの情報分析が必要です。 良心的な医師は自信のない手術や治療は一切行いません。 手術や治療も十分適応を考慮して慎重に行います。 広告には決してリスクやデメリットが掲載されていません。 広告はあくまでも情報のひとつと考えた方が良いでしょう。 最近では、皮膚科医が美容皮膚科の診療を掲げ治療を行っているクリニックが急増しましたが、業者から得た知識のみでいきなり新しい施術を行うケースもあります。医師本人がまだ直接行うのであればよいのですが、全てナース任せで診療技術を持たない皮膚科医の診療で効果がある治療も疑問視されてしまっては残念です。 患者様へは広告は鵜呑みにせず、納得いくまで情報収集とカウンセリングを受けられることをお薦めします。
2011年07月24日

最先端医療のワークショップ

Reading Time: < 1 minute 「最先端再生医療セミナー& 最新トレーニングセミナー」 ワークショップ開催します。 7月4日 月曜日 17時半~19時(懇親会は 19時~20時半) 場所:さかえクリニック 名古屋市中区錦3-5-21 錦HOTEIビル2階 参加費用: 無料 セミナー後懇親会開催しますので 懇親会参加ご希望の場合は 参加費用 3000円(食事代) 参加人員 5-8名   内容:国内初 PRP療法をアスリートへ (詳しくはこちらからhttps://www.sakae-clinic.com/prp/ パラリンピック シドニー、アテネ、北京日本代表 陸上日本代表選手へ施術を行います。 この手技を被験者のご厚意で ワークショップでご覧いただけます。 その後、体幹トレーニングやストレッチなど最新の知見を交えて解説します。 トップアスリートを交え 懇親会を行い 最新のトレーニング情報やスポーツ情報の交流を行います。   さかえクリニック
2011年06月28日

高濃度ビタミンC点滴

Reading Time: < 1 minute ご紹介で来られました患者様へ 高濃度ビタミンC点滴をさせていただきました。 悪性腫瘍の化学療法を受ける前に 少しでも副作用を減らす目的での点滴でした。   過去には義理父が肺がんに侵された代替治療として個人輸入して 10年前に行っていました。 現在では 若返りを目的としまして 行っています。   最近ではエビデンスも確立されつつあり優れた治療法と評価されるかもしれません。   副作用がない抗ガン治療が普及するといいですね。   抗ガンを目的としました治療では 50-100グラム アンチエイジングを目的とする治療では 12.5-25グラム 点滴には1時間から3時間と時間がかかるのと若干の血管痛意外に リスクはほとんどありません。   高濃度ビタミンC点滴について詳しくはこちら https://www.sakae-clinic.com/aging-care/vc/    
2011年06月28日

手術後のケア

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今日は、患者様に対しまして PRP療法と美容外科手術を行いました。 外科的手技が加わるとストレスになります。でも現在の医療では消毒も不要、ガーゼも不要、翌日からすぐ入浴して3日目からは手術創をシャワーで洗浄していただきます。創に消毒やガーゼは絶対だめですね。https://www.sakae-clinic.com/wound/医学部卒業して25年前 母校の第一外科入局したときは 創には 1:消毒 2:ガーゼ 3:ソフラチュール 4:乾燥させること 5:入浴は制限する と教育を受けたにもかかわらず・・・・ 現在では 上記5つの事項は 創へのケアとして行ってはいけないことになっています。 25年前は患者様に対して 辛い思いをさせていたのですね。 外科治療のパラダイムです。
2011年06月27日

ピアスは夏でもOK

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耳ピアスの患者様の数は夏に減少します。 これは 夏にピアスを開けると膿んでしまうという迷信?
からですね。
夏にピアッシングを行っても化膿する可能性が増加するデータはありません。
また、汗をかくから膿んでしまうと考えておられる方もいますが、汗と化膿することは全く関係がありません。
化膿する原因は 1:糖尿病などの基礎疾患を持っている 2:ピアッシング部位に必要以上の消毒を行い創傷治癒を遅らせた 3:ピアッシング部位の洗浄を行わず 垢がたまり感染源となってしまった 4:ピアスのキャッチが強く締まりすぎ 血流不全を起こした
つまり、あまり過度な消毒をせず、洗浄していれば夏でもピアスは装着可能です。
もちろん、汗をかくと垢が溜まりやすいので放置する場合は夏が若干感染の可能性が高くなることも予想されますが、一般的に 夏でもOK。
夏のほうがオシャレを楽しみやすくなるのでもっと ピアスの患者様が増えてもよいと思うのですが…
2011年06月25日

皮膚の若返り

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今日は、皮膚の若返り治療として 顔全体、首全体の PRP療法の施術を行いました。   65歳の患者様ですが、オシャレなかたでした。 インターネットで最先端治療としてのPRP療法を詳細に調べ 当日の施術をご希望されご来院されました。 20ccほどの採血を行い、3500回転、7分間遠心分離をしてPRPの製作を行います。 治療時間は5分程度です。 この時 PRP製作キット、MYCELLS を使用します。 PRP治療後、赤外線と高周波を組み合わせたフォトRFリファーム治療を併用。そして、LED照射。 これで 2か月後に実感できるシワの改善、肌の張りの改善が認められます。 PRP療法について詳しくはこちらから https://www.sakae-clinic.com/face-care/prp MYCELLSについて詳しくはこちらから http://www.my-cells.net/
2011年06月21日

レーザートーニング

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肝斑という女性特有のシミのご相談が増えています。
ここ数年前までは治療法が、内服薬と外用薬しかありませんでした。 数年前に レーザートーニングという技術が開発され YAGレーザーの光を皮膚へフラットに照射する技術で 肝斑の治療が可能となりました。画期的なことです。このシステムはなぜか?あまり普及していませんがその効果は絶大。YAGレーザーにより角質も蒸散してピーリング効果も大きい治療法です。
現在では 効果がとても悪い ケミカルピーリングは行わなくなりました。 痛みや肌へのダメージの割には得られる効果が大変少ないというのがその理由です。 私も15年前からケミカルピーリングを行ってきましたが5年ほど前から 中止しました。 当時はレーザー機器も未熟でケミカルピーリングの意義は大きかったのですが、医学や医療機器の進歩とともに 古い医療行為になってしまいました。携帯電話が急速に進歩して公衆電話がなくなってきたのと似ていますね。
2011年06月18日

ボディピアスは夏、急増

Reading Time: < 1 minuteおへその露出シーズンである 夏へ向けて ボディピアスが急増しています。
今日も数人の患者さまがご来院いただけました。 若い方が多いですね。
サーフロという特殊な2重構造の針で麻酔を行った後、ピアッシングのためのホールを作成します。 内筒を引き抜いた後、医療用のボディピアスを挿入して装着。 施術時間はおよそ2分。 痛みは麻酔時に ほんのわずか。
医療用ピアスは 透明のロッドで
ロッドが長いため安全性も高く
オシャレです。
入浴はすぐにOK,プールも!! 夏は化膿しやすいと考えられている方が多いようですが、
根拠がないことです。
ピアスが化膿するのは 過剰な消毒によるもの、 怖くてピアッシング部位を入浴時に洗浄せず不潔になりアカがたまって感染してしまうことがほとんどです。
耳たぶと異なり お腹は血流が悪く 感染しやすいことも確かです。
ですから  私は 患者様へいつも 当日の入浴OK 必ず毎日 ピアッシング部位をシャワーでよく洗って垢が溜まらないようにね!と指示させていただいています。
これまでの常識
消毒 入浴できない 洗わない 夏は化膿しやすい
迷信です。
というより 創傷治癒理論が新しく近年、
見直されてきたのですね。 最新の創傷治癒理論をベースにピアッシングしています。

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