2022年01月20日
脱毛サイトの監修
Reading Time: < 1 minute脱毛サイトの監修させていただいております。
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2022年01月07日
医療脱毛とサロン脱毛の違い
Reading Time: < 1 minute医療脱毛とエステでのサロン脱毛の違い
で最も重要な使用する光に関します資料・論文探してみました。
医療脱毛ではレーザー脱毛が主流ですが エステではIPLによる脱毛が主流です。
エステティックサロンではレーザー脱毛機器が使用できないためです。また、医療機関のように高いエネルギーの脱毛機器も使用できません。
IPLもレーザーも光吸収曲線の理解が最も重要になってきます。
脱毛理論の 光の特性など基本を理解する上でとても大切です。
長年 IPL脱毛を行ってきましたが
IPL脱毛の理論や特性をしっかり理解すれば 部位によってはまだまだIPL脱毛も有効ですね。
1:https://onlinelibrary.wiley.com/doi/epdf/10.1002/lsm.20877
2:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3390232/
3: https://link.springer.com/article/10.1007/s10103-004-0298-6
The use of light and laser for hair removal has evolved during the past few years. Laser systems such as the ruby laser (694 nm), alexandrite laser (755 nm), diode laser (810 nm) and neodymium:yttrium-aluminium-garnet (Nd:YAG) laser (1,064 nm) are commonly used in hair removal. However, permanent hair removal has been difficult to achieve using lasers owing to the long growth/rest cycle of normal human hair follicles. There is still an increasing demand for safer and more efficient hair removal techniques. The latest and most effective choice in the treatment of hair removal is non-coherent intense pulsed light (IPL), which is both efficient and safe for hair removal. A group of 210 patients with skin type III–V were treated for superfluous hair in different areas of the body (face, extremities, axillae, bikini line and back) for three to five sessions at 6-week intervals using IPL. There was a significant hair reduction of about 80% with no side effects and minimal complications. Follow-up was done 6 months after the last session. In conclusion, IPL is very effective and safe for hair removal.
4: https://www.researchgate.net/profile/Andrea-Willey/publication/6371010_Hair_stimulation_following_laser_and_intense_pulsed_light_photo-epilation_Review_of_543_cases_and_ways_to_manage_it/links/5ea31e7345851553faaac989/Hair-stimulation-following-laser-and-intense-pulsed-light-photo-epilation-Review-of-543-cases-and-ways-to-manage-it.pdf
5:http://www.medicalphotonics.jp/pdf/mp0010/0010_018.pdf
6:https://www.jstage.jst.go.jp/article/jslsm/31/1/31_1_53/_pdf/-char/ja
7:https://ci.nii.ac.jp/naid/10029410625
8:https://ci.nii.ac.jp/naid/10029410618/
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2021年12月24日
医療脱毛の理論
Reading Time: < 1 minute最近、脱毛サイトの監修、記事の医学的適正チェックなどを依頼されることが増えてきました。
脱毛理論をしっかり理解されて医師ご自身で脱毛を実施されている医療機関はほとんど無いようです。
ほぼすべての医療機関で看護師が脱毛施術を担当しているようですが、果たして看護師の方が脱毛理論を論文なども読んで理解して臨床応用しているか疑問です。
脱毛するときのターゲットは「毛の」メラニン色素です。酸化ヘモグロビンは血の色、すなわち真皮内の毛細血管の赤血球の色です。メラニンに吸収されやすい・メラニンの温度を上げやすいレーザー光の波長は短いほうが良いのですが、実際は例えば400nmとかだと表皮のメラニンに吸収されるばかりで光が毛乳頭、バルジ領域まで届かず、表皮熱傷になるだけなのです。また、血管を焼かずにメラニンだけを破壊しようとすると694nmの波長(ルビーレーザー)が良いかと思われますが、実際は波長が短いほど光が散乱し、ルビーの694nmでは真皮まで到達する光はわずか15%。このため医療用脱毛レーザーでは毛や毛根のメラニンを破壊するのに適した波長は750~790nmくらいのため755nmのアレキサンドライト光が医療用脱毛レーザーに適しています。
エステサロンの場合は、580nmからのいろいろな波長を含んだIPLの光を用いて脱毛を行います。
レーザーは医師しか取り扱いが医師法上許されていないためです。
脱毛には エステサロンではIPL使用されるため波長は限定的(680―1200nmの波長のIPLが医療用脱毛では使用されていた)
*脱毛効果に影響を与える因子
1:波長
2:パルス幅
3:フルエンス
4:照射回数
5:脱毛回数
*クライアントサイドの状況
1:脱毛する毛の太さ
2:脱毛する毛の色
3:毛の密度
4:脱毛部位
5:皮膚の色
これらを考慮して脱毛を実施します。
理論的にはIPLのスペクトルムはほぼ完成されており、脱毛機器の開発には 医療法上、薬機法上問題なければ高周波と組み合わせたり 冷却力を高め フルエンスをアップさせるしかない。
バルジ領域や毛乳頭部へしっかりと熱が伝達され組織破壊が起こることが重要であり、IPLはどうしてもレーザーと異なり欠点は、拡散が多く浅い部位にしかエネルギー伝達が困難である。いたずらにフルエンスを上げると表皮熱傷を起こしやすいため日焼けしたクライアントやいわゆる色黒のクライアントへの脱毛は注意が必要。
IPL はレーザーとは異なり,非可干渉性,多波長,散乱性の特徴を持つパルス光で、一般にキセノンランプを光源として,短波長領域をフィルターでカットして515 から1200 nm の波長を使用します.用途に応じてさらに1 枚または2 枚のフィルターを追加して,波長帯を限定して実際の治療に用いているのです.エネルギー強度は一様ではなく発振波長帯域の短波長側にピークがあります.IPL 治療は,ミリ秒単位で発振するパルス光をサファイア製の照射フィルターを通して,皮膚面に照射する.スポットサイズは10×30mm 程度の大きな長方形のものが多く,短時間で広範囲の治療が可能です。IPL は機器ごとに発振波長帯,設定可能なパルス幅(ex. 数ミリ秒から数十ミリ秒),パルス分割方式(ex. シングル,ダブル,トリプル),パルス内出力の均一性,皮膚照射面の冷却装置の有無とその方式など,設定や性能に大きな差があります。
2021年12月23日
脱毛機器開発のコンサルティング
Reading Time: < 1 minute現在、某メーカーに依頼され 脱毛機器開発の理論コンサルティングを行っています。
エステでの脱毛と医療脱毛の違いを一般の方はほとんど理解されていないようです。
エステではレーザーによる脱毛行為は許されていません。
医療脱毛では以前はIPLという光脱毛が使用されていた時期もありますが現在では、レーザー脱毛が主流となっています。
IPLにRFエネルギーを加えた脱毛機器は、効果も確実で長年にわたって臨床でも使用しており私自身は 現在も好んで使用しています。
脱毛は理論的なベースの上に機器の開発が行われてきました。
いわゆる毛の中枢を破壊することで長期の脱毛効果を狙います。
毛の中枢は昔は毛乳頭といわれていましたが現在では、バルジ領域の幹細胞がとても発毛、育毛に重要な役割を果たしていることが明らかになっております。
つまりバルジ領域を熱エネルギーでしっかり破壊しなければ脱毛効果は得られないということです。
バルジ領域の知識と論文に関しましてまとめてみました。
バルジ領域
バルジ領域は、近年の研究によって新しく発見された器官です。 毛を作る毛乳頭に向けて指令を出し、発毛を促す働きを持っています。 毛の種である毛母細胞や毛乳頭を破壊しなくても、このバルジ領域を破壊して発毛の指令を断ちさえすれば永久脱毛を実現できる、というのが新しい医療レーザー脱毛の理論です
これまで、毛母細胞(毛根)部分が破壊されることで医療レーザー脱毛の効果があげられるとされていました。しかし、近年の研究で毛母細胞に栄養を与えている発毛因子「バルジ領域」を破壊することも重要であるということがわかりました。
バルジ領域とは脱毛症治療の研究の一環として2000年~2001年に発見された幹細胞(細胞を作る働きをする細胞)の一種で、毛の生成に重要な細胞を作り出す働きをします。
バルジ領域から作り出される発毛因子が毛母細胞となり、毛乳頭からの栄養を受け取ることで毛が生成されているのです。
従来の医療レーザー脱毛は毛母細胞を破壊することを目的としていたためバルジ領域も同時に破壊していました。しかし、近年ではバルジ領域だけを破壊する脱毛機も登場しました。
毛母細胞を破壊する医療レーザー脱毛は黒い毛を通して毛乳頭を熱破壊していました。成長期の毛が毛乳頭と繋がっているため、黒い毛があれば毛乳頭の熱破壊が可能だったのです。
しかし、バルジ領域は毛と繋がっておらず、常に真皮に存在しています。つまり、バルジ領域を破壊するのに毛があるか、ないかは理論上関係ありません。
ただ、現在使用されているバルジ領域を狙った脱毛機も、黒いメラニン色素に反応し、熱を加えるという仕組みは変わっていません。そのためバルジ領域を破壊する方法であっても、脱毛は毛の生え代わりのサイクルに合わせて行います。
バルジ領域 関連論文
1:https://www.kitasato-u.ac.jp/ktms/kaishi/pdf/KI44-1/KI44-1p001-005.pdf
2:https://www.jstage.jst.go.jp/article/manms/16/3/16_130/_pdf/-char/ja
3:https://www.jstage.jst.go.jp/article/koshohin/42/2/42_420203/_pdf/-char/ja
4:https://www.jstage.jst.go.jp/article/dds/24/2/24_2_109/_pdf/-char/ja
5:https://www.jstage.jst.go.jp/article/jnms/69/6/69_6_564/_pdf/-char/ja
6:https://www.jstage.jst.go.jp/article/jslsm/27/4/27_4_280/_pdf/-char/ja
7:file:///C:/Users/NOBUHI~1/AppData/Local/Temp/1204A_Abstract.pdf
8:https://www.kose-cosmetology.or.jp/research_report/archives/2016/fullVersion/Cosmetology
9:https://www.tandfonline.com/doi/abs/10.1080/14628839950517039
10:https://onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1111/bjd.12477
11:https://www.taylorfrancis.com/chapters/edit/10.1201/9781003068952-5/hair-follicle-stem-cells-robert-lavker-tung-tien-sun-john-sundberg
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