2021年12月21日
頭皮アートメイクの大きな可能性
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自ら実施しました 私の頭皮アートメイキング実施前後の頭皮の比較写真です。
美容外科医は自ら 身体へいろいろな施術ができます。
ヒアルロン酸注入も ボトックス注入も
まずは自らの身体で自らが実施してスタッフ、家族、モニターで研修・トレーニングを実施していきます。
アートメイク、アートメイキングは昭和時代には 医師ではなく国家資格を有しないエステティシャン、アートメイクアップアーティストの方々が施術されていました。
法的にも当時は問題なかったようで 全国に多くのアートメイク専門サロンが存在していました。
原理は染料を皮膚へ注入する半永久的メイクのキャッチコピーでの入れ墨です。
しかし、伝統の入れ墨とは異なり真皮深層までの色素の注入は無く表皮内もしくは真皮浅層への色素の注入となります。
実際は、永久的な有効性はなく 2-3年の有効期間でリタッチも必要となります。
最近では頭皮へのアートメイクが韓国で爆発的なブームとなっております。
理由は
・リスクがほとんどない
・手技が比較的容易
・短時間での施術が可能
・麻酔が不要
・施術後の腫れや痛みが一切ない
ことです。
韓国では医師でなくてもアートメイクは可能ですが、日本では医師が行うか、医師の管理下で看護師が実施する以外は違法行為となります。
看護師も医療機関の中で医師の管理下でアートメイクを実施するのであればOKですが 出張したり 医師がいない施設、医師がいない医療機関で行えば 違法行為となり犯罪です。
闇でアートメイクを行い荒稼ぎしている看護師?が存在しているとの噂も業界では流れていますが、真偽は不明です。
アートメイクには理論的な知識だけでなくアーティスティックなセンスと手先の器用さが必須です。
当院でも 2か月間 関連施設へ 韓国からメイクアップアーティストを招聘し宿泊いただき システムの導入、使用法の研修、実際の施術を私が自らの身体で自分自身で行う時の技術指導を受け 10月から頭皮アートメイクを導入できるよう準備トレーニングを実施してきました。(施術は、原則として日本の医師免許を有していない限りできないため、あくまでも私が施術を実施する技術指導として)身体を張った50時間以上のトレーニング、講習で確実に臨床的に施術可能となりました。
本来であれば、私が施術をメイクアップアーティストの方に行っていただきたかったのですが日本の法律上、医師以外がアートメイク行為を行えば医師法違反となるため行っていただけないため 自らの施術となり講習時間や研修時間、トレーニング時間など 効率が悪く長くなってしまいました。
韓国での頭皮アートメイキングの事情、PR,事業化、医療機関での導入状況、染料の選定や成分、ニードルの取り扱い、頭髪各部位のアプロ―チのテクニック、施術前後のケア、育毛・養毛治療との組み合わせなど 最先端の治験や知識、技術の研修を受け自信をもって患者様へ医療サービスとしまして提供できますレベルに到達しました。
最先端のダブルシステム AIR DOTを使用して無麻酔・無痛で頭皮アートメイキングが安全に実施できます。
頭皮アートメイクは薄毛に悩む中高年の男女には、容易に劇的に改善が期待できる治療法として日本国内でも広がる可能性があります。
しかし、看護師施術が独り歩きして トラブルが起こらないか危惧しています。看護師が行うにしても医療機関内で医師の管理下で実施しなければ違法行為となります。
また、個人的には看護師が行う事も抵抗がありますので 医師として安全性や有効性などしっかりと臨床的な見地から 専門医施術のクオリティの高い 頭皮アートメイキングに取り組んでまいります。
本年度より クリニックへ導入して アーティストである自分 www.nobu-suetake.com が自ら患者様へ高度な医療サービスとして提供できるように努めたいと考えています。
名古屋の 美容外科、美容整形、ワキガ治療、多汗症治療、プチ整形、ホクロ除去、傷跡治療、しわ、たるみ治療なら さかえクリニックへご相談ください。