2024年01月08日
Q スイッチYAGレーザーでアート制作
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現在 私は美容外科医、美容皮膚科医としての診療を行う傍ら アーティスト Nobu Suetake として活動しています。
TOP診療後は 美容外科医から アーティストへの変身時間となります。 クリニックも アトリエ兼スタディオになり アート作品の創作を行っております。 レーザーの特性や有効性 ロジックに精通してレーザーを使いこなしているという自負がありますので 人体の顔以外の物体へのレーザー照射で黒から白へ 宇宙をテーマにアート作品を創作する時には 様々なサイズの星をレーザーで創作します。 美容医療レーザーでアート創作を行う世界で唯一のアーティストとしてハイテクで捜索したアートは誰も見たことが無いほど究極の美を感じていただけます。
2023年12月28日
レーザー治療と吸収曲線
Reading Time: < 1 minute本日はスタッフを集めてレーザー原理の基本中の基本である吸収曲線の説明を行いました。
吸収曲線がしっかり理解できていないとレーザーでの治療の意味が分からなくなります。
生体には
水
赤血球
メラニン色素
の3つの物質が レーザー照射時に考えるべきターゲットとなります。
いかに他のターゲットにダメージを与えず、メラニンを効率よく破壊するのかがレーザーによるシミ治療の原理です。
波長だけでなく他のターゲットの吸収率も考えなくてはなりません。
これに様々なレーザーの波長を考え、深達度、吸収するターゲットも考慮して治療を行います。
波長が長いほど光は深く進達して
波長が短いほど光は浅い部位までしか進達しません。
これに パルス幅、エネルギーといった疑念が加わります。
・波長
・パルス幅
・エネルギー
がレーザ治療にとりまして重要なポイントなのです。
532nmの波長のQスイッチYAGレーザーは表皮のメラニンをターゲット
1064nmの波長のQスイッチYAGレーザーは真皮の色素性疾患をターゲット(ADM、太田母斑、入れ墨、扁平母斑など)
メラニンに吸収特性が良いのはQスイッチルビーレーザー シミへの治療では切れ味が良いので皮膚科の先生方は好んで使用されますね。
最近ではパルス幅の極めて短いピコレーザーが、入れ墨除去やシミ治療に積極的に使用されるようになりました。
10マイナス12乗がピコ
10マイナス9乗がナノ
QスイッチYAGレーザーも10億分の6-20秒とかなり短いパルス幅ですが・・・
最先端のレーザー機器はどんどん進化していきますね。
2023年12月17日
レーザートーニング&レーザーピーリング
Reading Time: < 1 minute当院で導入しております Qスイッチ Nd:YAGレーザーは、レーザートーニング&レーザーピーリングが同時に可能です。
くすみ、肌のきめの美肌治療が肝斑治療と同時に可能となります。
直後から効果が実感できます。ほとんど赤みも出現せず ダウンタイムがほとんどない治療として人気の治療です。
2023年12月16日
最新Nd:YAGレーザー治療機器導入
Reading Time: 2 minutes当院で使用していますレーザートーニングのシステムはウオンテックテクノロジーの PASTELLE PROです。
このデバイスは、国内で導入されています世界最先端かつ最新のQスイッチNd:YAG レーザーになります。
当院では国内で最も早く導入して日々の診療に使用しています。
従来のYAGレーザー機器と比較していろいろな照射モードが進化を遂げ、アプリケーターも豊富で多くの疾患や美容治療を目的として使用できます。
先日 国内での輸入代行業者でもあります、株式会社INFIX 様の美容コミュニティでも レーザーの基礎原理、理論、PASTELLE PROに関します講演をさせていただきました。
日進月歩、レーザーの世界もどんどん新しい理論やシステムが導入され我々臨床医も勉強が必要になります。
看護師がレーザーの管理や操作、照射まで担当すると言った美容外科の闇の部分が存在することも事実です。
たかがレーザー治療と考えず 患者様への最大限の効果や満足度をいただくために医師が誇りをもって 最新の知見や経験を元に日々の診療にあたりたいですね。
2011年06月21日
レーザートーニング
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肝斑という女性特有のシミのご相談が増えています。
ここ数年前までは治療法が、内服薬と外用薬しかありませんでした。
数年前に レーザートーニングという技術が開発され YAGレーザーの光を皮膚へフラットに照射する技術で 肝斑の治療が可能となりました。画期的なことです。このシステムはなぜか?あまり普及していませんがその効果は絶大。YAGレーザーにより角質も蒸散してピーリング効果も大きい治療法です。
現在では 効果がとても悪い ケミカルピーリングは行わなくなりました。
痛みや肌へのダメージの割には得られる効果が大変少ないというのがその理由です。
私も15年前からケミカルピーリングを行ってきましたが5年ほど前から 中止しました。
当時はレーザー機器も未熟でケミカルピーリングの意義は大きかったのですが、医学や医療機器の進歩とともに 古い医療行為になってしまいました。携帯電話が急速に進歩して公衆電話がなくなってきたのと似ていますね。