2024年09月23日
ミラドライ後の患者様への麻酔
Reading Time: < 1 minuteミラドライを受け全く効果が無かったとの再治療をご希望されてご来院されます患者様は尋常ではないほどの数です。 ミラドライは ワキガには 有効性は認められておりません。絶対にお勧めできない治療法であり厚生労働省もミラドライをワキガ治療には無効ということで認可しておりません。(原発性腋窩多汗症のみの治療機器として認可) 誇大広告に騙されてミラドライを受けて大きな後悔をされておられる患者様はとんでもない数存在します。 手術よりもはるかに痛みも腫れも強いミラドライ。 ミラドライによる死亡事件も起こっていますミラドライ治療を看護師が行っていては、効果どころかリスクでしかありません。 このブログを通してミラドライの恐ろしさやミラドライワキガビジネスのリスクなどを再三お伝えしていますが 一個人開業医の声はなかなか届きません。 金儲けオンリーの美容外科グループの派手な宣伝に負けてしまいます。 ミラドライ死亡事件をほとんどの方がご存じないことも問題だと考えております。 週刊文春もこちらの死亡事件にフォーカスを当てていただき 美容医療の闇を追求していただきたいです。 ミラドライを受けられた患者様は程度の差はあれ ワキの皮膚が硬化しております。 これはミラドライの非選択的な熱エネルギー照射による ワキの皮膚の熱傷によるものです。 通常であれば麻酔薬は注射器の針から流れるように皮下へ注入できますがミラドライを受けた患者様の皮下組織は硬化しており注入は極めて困難で通常よりも痛みを伴ってしまいます。 通常、ワキガの治療前のワキへの麻酔はほとんど痛みを感じないほど痛みが少ない麻酔なのです。 硬い部位へ無理やり麻酔薬を注入する浸透圧により痛みが生じてしまうのです。 麻酔を受けた患者様は必ず ミラドライの後遺症とも考えられる苦痛に言及されます。 一人でも多くのワキガの治療をお考えの患者様にこのブログをミラドライを受ける前に読んでいただきたいですね。 ミラドライワキガビジネスから被害を受けられないように一人でも救済できますように努めてまいります。 ワキガ治療では、ミラドライは絶対に受けるべきではありません。
2024年09月22日
美容外科の問題点
Reading Time: < 1 minute美容外科問題がクローズアップされていますが、そのグループに勤務する医師や看護師、スタッフの皆さんはどのようにお考えでしょうか? 内部の違法行為に驚かれて即退職された方もおられる反面、進んで違法行為に参画して 犯罪行為に及んでいる医師やスタッフの方々。 大変多くの医師やスタッフが勤務されているようですが このような恐ろしい行為を組織ぐるみで行っていたとすれば昨今話題となったビックモーター事件よりも悪質であり被害者も多いかと想定されます。 金銭だけ奪われるのではなく身体へのダメージや命まで奪われてしまうことになってしまうと深刻です。 これらの美容外科に勤務する医師は高額な報酬が約束されているようです。美容外科医としてのスキルは一切関係なくいかに患者様を騙してお金を巻き上げるかで報酬がアップするのは異常です。 正当な医療機関への勤務は履歴書を見られると厳しいと想定されます。 悪徳美容外科で治療を受けられた患者様を数多く診察させていただきましたがその結果の酷さはとてもブログでは紹介できないほどです。 治療した医師、高額なお金を患者様から巻き上げて無理やり医療ローンを組ませたスタッフに美容外科医としまして強い憤りを感じております。 当院では、 金利の高額な医療ローンの取り扱いも スキルのない医師の採用も アップセルも ミラドライも エクソソーム点滴も 脂肪吸引も 行っておりません。 美容ナース、インフルエンサーという存在も悪徳美容外科に拍車をかける存在となってしまうこともあるようです。 看護師にレーザー治療をはじめミラドライや治療行為をやらせています美容外科は【問題美容外科】ではないでしょうか? 看護師の施術と熟練専門医の施術と結果を比較しますと雲泥の差があります。 ミラドライ死亡事件のように 美容ナースによる施術は大きなリスクが。 今回の週刊文春の連載記事による暴露で 【問題美容外科】が少しでも少なくなることを強く願っております。
2024年09月21日
美容外科の被害者の方へ
Reading Time: < 1 minute週刊文春で連載されています 某美容外科クリニックグループの実態。 https://bunshun.jp/denshiban/articles/b9611 残念ですが氷山の一角であり 他にもかなり多くの悪徳美容外科クリニックで美容医療はもはや 保険診療医療とは異なる異次元の金儲けの亡者の集団と化しています。 アップセルは当たり前。 医師のスキルは関係なし 自称カリスマ美容外科医 美容インフルエンサーという詐欺師 患者様を騙すための O 円施術やクーポン広告 メディアもクライアントのため黙認し被害者拡大 札付きの医師を雇用する大手美容外科 犯罪を犯しても平然と診療する自称美容外科医 カウンセラーという偽医師 美容ナースの医師法違反 ミラドライというワキガビジネスの台頭による死亡事件 無知な医師による脂肪吸引の死亡事故 エクソソーム点滴という エビデンスのない不透明な治療 厚生労働省もやっと美容医療への危機感をもって動き出しました。 恐ろしい最近の傾向は 某国がオーナーの美容外科グループの存在です。 某国のオーナーで営利のみ追求を組織化。医療の枠を超えた恐ろしい行為が美容外科クリニック内部で行われています。 某美容外科クリニックで被害を受けられた患者様は数多く当院へ傷跡、再発、様々なトラブルのご相談に訪れております。 当院では34年間の美容外科専門医の院長の私が丁寧にセカンドオピニオンやトラブルの対処を行っております。 お気軽にご相談ください。
2024年09月21日
死亡事件を防げ!看護師によるミラドライ被害者
Reading Time: < 1 minute昨日もミラドライを看護師から複数回施術されてしまい 熱傷性瘢痕が残っただけで一切効果が無かったと再治療をご希望された患者様の治療を実施させていただきました。 某大手美容外科の派手な安価で釣る広告に騙されて施術を受けられた患者様です。 本来、ミラドライはワキガの臭い軽減にはほとんど効果が無いばかりか、熱傷リスクも高く術後の強い疼痛が起こります。 ダウンタイムが無いというのは真っ赤な嘘です。患部の腫れや痛み、ツッパリ かなりひどい状態になることも少なくありません。 医師はワキガ治療の知識も経験もなくすべて看護師任せ。 原発性腋窩多汗症のみ有効性が確認され ワキガには無効と明確にわかっているミラドライを 有効と騙されローンを組まされ複数回治療を受けても 無駄な結果に終わります。 これまで何度もブログで紹介させていただいておりますがあまりにも被害者が多く 私自身は 週刊文春でたたかれています美容外科以上に ミラドライワキガビジネスは犯罪行為と考えております。 ミラドライ施術で死亡事件まで起こっています。 患者様をだまして死に至らしめる 悪徳美容外科クリニックが実際存在しますが メディアでの報道はなくほとんどの方はこの実態をご存じありません。 ワキガ治療に ミラドライは効果無し。厚生労働省のレポートでも明記されております。ワキガ治療に対してミラドライを厚生労働省認可しておりません。そのような虚偽の誇大広告を出している美容クリニックが多数ありますが だまされないでください! 34年間美容外科臨床を行い多くの美容外科医を指導させていただきました私が断言します。 【ワキガで悩まれています患者様は 絶対にミラドライ治療を受けないでください。】 ワキガにミラドライを推奨するクリニックは要注意であり 倫理観がある美容関係医師は絶対にお勧めしないはずです。(関連学会でもミラドライ死亡事件を受けて勧告が出ております。https://www.dermatol.or.jp/modules/publicnews/index.php?content_id=20
2024年09月20日
美容クリニックの医師法違反行為
Reading Time: < 1 minutehttps://bunshun.jp/denshiban/articles/b9611 美容医療業界に関係している方であればほとんどの方がご存じの悪徳美容外科の内情がどんどん暴露されています。 0円広告で有名なクリニックです。 とんでもない安価、0円で集客して患者様を軟禁してぼったくり治療を強引に勧める。しかも医師の診察でなく 資格を持たないカウンセラーが診察行為。 とても正当な医療が行われているとは思われません。 こちらで治療を受け無茶苦茶な傷跡が残ってご来院されます患者様も数多くご来院されています。 医師のスキルはとても美容医療を行えるレベルではないのでは?と考えます。 しかし、この悪徳美容外科だけでないのが美容医療の深い闇です。 他の大手美容クリニックや美容外科クリニックでも 医師法違反行為が横行しております。 看護師施術です。 全く知識もスキルもない 看護師が美容医療施術を行う。 いかに収益を上げるかを目的にして本来の患者様を幸せに導く美容医療の目的とは全く異なる 違法行為が行われていることが少なくありません。 特にひどいのは レーザー系の治療 ワキガ治療のミラドライ 手術以外はすべて看護師が行う美容外科クリニックも少なくありません。 美容ナースと呼ばれる人種。 私はとても抵抗があります。 医師の介助や補助業務を行うのが本来の看護師の役目。 医師に代わって診察や治療を行うべきではありません。 皮膚科学、解剖学、生理学、創傷学など全く知識が看護師には無いのです。 いわゆる素人レベルの知識と経験で施術を行う。本当に恐ろしいことだと思います。 週刊文春の記事での告発によって美容医療の闇が暴かれ業界の清浄を強く望みます。
2024年09月18日
ミラドライと美容外科
Reading Time: < 1 minute昨日のブログでも紹介させていただきましたがミラドライワキガビジネスは某美容外科クリニックグループでは採用していないようです。 理由はわかりませんが機器が高額だからではないでしょうか? 某美容外科グループを実名を挙げてただいている美容外科医が増えてきましたが、その中にも問題美容外科医が存在しているにも驚きます。 美容外科医がほかの美容外科医をたたいてあたかも自分は正当な美容外科医と主張しています。 ミラドライを適応外の乳輪やスソであるデリケートゾーンの臭いつまり チチガやスソガに有効とネット広告でPRして集客して看護師に施術を行わせている美容クリニックも悪徳美容外科、悪徳美容クリニックです。 まず、厚生労働省認可と 誤認させる広告を出しています。一種の詐欺商法。 (厚生労働省認可治療機器であるのは原発性腋窩多汗症という脇汗の治療のみでありワキガには効果が認められなかったと明示されています。) ワキガ、チチガ、スソガには無効です。 またワキのみに安全性など確認されていますが乳輪部への照射、デリケートゾーンへの照射に関しましては一切安全性は確認されていません。 それどころかリスク大で ミラドライのデリケートゾーン照射つまりスソガ治療で行われ 死亡事故が発生しています。 虚偽の誇大広告で患者様をだまして集客 → 1例の手術も行たことがない、ワキガに対する治療のスキルも知識もない医師がカウンセリングや麻酔を担当。 看護師様が施術 →看護師はワキの詳細な希望や皮膚科学は学んでいません。腋臭の理論や治療法も知識はありません。ましてや手術など経験もありません。 つまり、素人が施術を担当します。 当然 皮膚への熱傷が起こっても看護師にはわかりません。 →重大な副作用、後遺症、死亡事故 恐ろしい美容外科の闇があります。 患者様の安全、治療効果は度外視。お金がすべて。 ミラドライワキガビジネスの被害者の方々が全国から多数ご来院されています。 騙されないでください。 これらの美容外科はまだまだ氷山の一角にすぎません。 厚生労働省認可ワキガ治療機器 ダウンタイムがない チチガ、スソガに有効 などとPRしてネット広告している美容クリニックは要注意。恐ろしい行為が行われている可能性が否定できません。 被害にあわれました患者様の救済処置も行っておりますのでお気軽にご相談いただけましたら幸いです。
2024年09月17日
美容外科の週刊誌報道
Reading Time: < 1 minute美容医療界では美容外科の問題の話題が溢れています。 やっとメディアに取り上げられたという感じです。 どうしてこれまでメディアに犯罪とも考えられる某美容外科の実態が取り上げられなかったか? 理由は簡単です。広告料が入らなくなるからです。某美容外科はTVCM ネット広告をはじめ大量な広告をイメージ戦略も含め使用して メディアがもうかるように広告を出稿していました。 メディアはそのクライアントの悪口を報道したり取り上げることはありません。 人命や社会正義より 金。 この点 運悪くメディアと違法を行う美容外科の目標点 つまり利害が一致してしまったのです。 週刊誌の内容よりもはるかに酷い犯罪行為を行っていることは多くの患者様や被害者から直接伺っておりますし、多くの美容外科医には周知のことです。 この集団がどのように医師を採用してその医師は何を行っているのか? https://bunshun.jp/denshiban/articles/b9557 他の美容クリニックの中傷や批判は当然 行ってはいけないことですが こちらは被害者をこれ以上出さないためにも美容医療の医師たちが同類とみなされないためにも あえてこのブログで掲載させていただきます。 美容外科医歴34年、美容外科専門医として学術的にも指導的立場、医療サービスを提供してきた医師としましても このような美容外科が淘汰されていくことを強く望んでおります。 本来であれば患者様の幸せになるお手伝いをする美容医療が 詐欺集団のような美容外科医師の集団に侵されてしまいました。こちらの報道は氷山の一角です。 今後の動向を注視していきたいと思います。 某美容外科による犯罪行為やでたらめな医療行為で被害にあわれた患者様のご相談も数多く受けておりますのでお気軽にご相談いただけましたら幸いです。全力で対応させていただきます。 ミラドライワキガビジネスの被害者もこの集団以外のクリニックからも多数ご相談いただいております。 ミラドライはワキガには無効。チチガ、スソガ、子供のワキガには絶対に行うべき治療でないことは 専門医としまして責任を持ちまして断言させていただきます。 リスク大きくして効果無し。 看護師施術には医師法違反の可能性も否定できないと考えております。 極端な言い方をしますと1例もワキガ手術や治療を行ったことがない美容外科医のクリニックでの看護師施術は死亡事故が起こる可能性があります。 看護師が診断し、看護師が施術する。まさしく美容医療の闇。絶対にあってはならないことです。 今回の某美容外科の週刊誌やYAHOOニュースでの報道以上に被害が多発しています 看護師が施術するミラドライワキガビジネスにもぜひ、メスを入れていただき一人でも被害者が無くなりますように祈念させていただきます。 医療は看護師ではなく 高度なスキルと知識を持った専門医が行うべき。と考えております。
2024年09月10日
問題美容クリニックの記事
Reading Time: < 1 minute週刊文春オンラインで某美容クリニックの記事が掲載されました。 内容は労働問題ですが、闇はもっと深いです。 このクリニックは犯罪者集団ということは、美容医療に携わるほとんどの医師や関係者はご存じです。 TVCMを派手に ネット広告でもとんでもない虚偽の 0円広告を出して集客しています。 このクリニックに勤務する医師や看護師はモラルは一切ありません。 カウンセラーと称する医師法違反を行う詐欺師とタックを組んで患者様をだます。 急激な店舗展開で 美容医療詐欺集団を形成して 美容医療のイメージを最悪にしました。 私が警告していますミラドライ、エクソソーム点滴どころではありません。 完全な犯罪行為をクリニック内で行っている事実を確認しました。 無資格者のカウンセラーが患者を診察。すでに医師法違反。しかも診断も。 医師は高額な報酬につられた未経験医師。 まともな美容医療行為はできません。 当院へもこの美容外科から数多くの被害者がご来院されています。 ホクロ 0円広告して 15万円の見積もり。 特別キャンペーン価格で8万円でと無茶苦茶な切開手術を受け醜い傷跡が残った患者様多数。 二重瞼なら50-100万円!ありえませんね。 短期間でぼろ儲けして閉院して逃げる準備しているのではないでしょうか? 大手ぼったくり悪徳クリニック!高須幹弥先生もご自身のYou Tube で実名を出して警告しています。 この元従業員からお話を直接伺ったことがありますが、これほど悪徳な美容クリニックが存在しているのも信じられないほどの 犯罪集団の手口です。 被害者の方々 ご相談下さい。泣き寝入りせずに警察へ。 酷い状態になったのであれば法的に訴えを起こしましょう!
2024年09月06日
ミラドライのワキガ治療は絶対に受けないでください!
Reading Time: < 1 minuteWEB上で「ミラドライの効果は無い、ダウンタイムがないと聞いていたのに死ぬほど痛かった」などとの記載が数多く見受けられます。 実際はどうでしょうか? メスを使用しないから安全、痛みが少ない、手軽に治療が受けられる、ダウンタイムが少ない厚生労働省が認可した医療機器で行う治療… すべて嘘です。 少なからず熱傷が発生し激痛や酷い腫れが生じます。 日常生活が困難なダウンタイムと看護師施術ならさらに皮膚壊死や感染症のリスク。 厚生労働省は医療機器として認可しているのは原発性腋窩多汗症のみでワキガ治療の医療機器としては認可しておりません。 スソ、乳輪、子供への安全性も確認されておらず私は禁忌だと考えておりこの考えと同様の考えを持つ医師は多いと思います。 つまり ミラドライは患者様の臭いの悩みを解消する医療機器でも方法でもなく 一部の美容クリニックや皮膚科の医療よりも営利を優先しましたビジネスになってしまっているのです。 医療機関だから安心ということはありません。医師が経営者ではなく反医療行為を平然と実施する医療機関もあります。 ミラドライは原発性腋窩多汗症専用の治療機器であり、臭いが気になる方のワキガの治療機器ではありません。多くの美容クリニックでは、多汗症とワキガ症を同様に扱っていますが、実際にはこれら二つの状態には根本的に違います。 ミラドライは原発性腋窩多汗症、つまりワキの部位の過度の発汗を抑制するために開発され販売されている医療機器であり、ワキガの臭いを軽減目的で医療機器に認定されたものではないのです。この混同と誇大広告で多くの方がミスリーディングされてしまっています。 厚生労働省の医療機器認定は原発性腋窩多汗症という 脇汗の治療のみです。 ■エクリン汗腺 エクリン汗腺は、全身の皮膚表面に分布し、主に真皮内に存在。エクリン汗腺は、皮膚表面に開口する導管を通じて汗を排出。 ・エクリン汗腺の再生能力 エクリン汗腺は破壊されたり、その機能が低下しても、時間が経過すると再生し、機能が回復する可能性があります。 ■アポクリン汗腺 アポクリン汗腺は、主に腋窩(わき)、陰部、乳輪周辺など毛が密集している部位に関連して存在。 アポクリン汗腺は皮膚の真皮及び皮下組織に存在し、エクリン汗腺より表層から深い領域に存在、毛包にその導管が開口。 ・ワキガとアポクリン汗腺 ワキガ臭は、アポクリン汗に含まれる強烈な臭い成分(N-アセチル-5-メチルオルニチン)によるものです。表在菌によって分解され臭いが発生します。アポクリン汗腺には、一度破壊されるとほとんど再生しません。
ミラドライがワキガには効果が期待できないか?
ミラドライは、マイクロ波エネルギーで汗腺を破壊します。ミラドライの使用するマイクロ波は、5.8GHzの波長で、これは汗腺が集中する真皮層にフォーカスした照射を可能にしています。しかし、波長を変更することができず、エネルギーの到達深度(深さ)の調整も不可能です。 このシステムから、ミラドライは真皮層に存在するエクリン汗腺にのみ影響を与え、効果を発揮することができます。しかし、ワキガ症の主要な原因であるアポクリン汗腺は、真皮よりも深い層である皮下組織に位置しています。このため、ミラドライのマイクロ波エネルギーはアポクリン汗腺にダメージを与えることはできないのです。これがミラドライがワキガ症に対して効果がほとんどない主な理由です。「(ミラドライは)臨床試験の結果としても、臭いに対しては臨床試験の達成基準を満たすことができなかったことから、総合して今回はあくまでも多汗症に対して適応を認めるので、臭いの低減効果は認められなかったと、審査としては結論付けております。」「御指摘のとおりで、本品(ミラドライ)の適応は、あくまで原発性の腋窩多汗症の患者さんのみで、当然、腋臭症の患者さんに関しては適応外となります。」との回答が医薬品医療機器総合機構よりありました。
2018年5月11日薬事・食品衛生審議会 医療機器・体外診断薬部会 議事録ミラドライはワキガに対して適応外
ミラドライ治療がワキガ症に対して適応外である理由について、医薬品医療機器総合機構は明確な見解を示しています。臨床試験の結果、ミラドライによるワキガ症に関連する臭いの低減効果は認められなかったため、この治療法はワキガ症には適用されないとされています。これにより、ミラドライはワキガ症に対してほとんど効果がないと結論づけられています。ミラドライはワキガ治療には効果が期待できませんし、厚生労働省も医療機器としてワキガ治療機器として認可しておりません。
最近の看護師施術で特に多汗症に対する治療効果も大きく低下したと考えております。 悲惨な死亡事故を招いたミラドライ治療。 ワキガで悩まれる患者様につけこんだ ミラドライワキガビジネスにご注意ください。 ミラドライはワキガには効果が無いばかりか適応外のスソへの照射は極めて重篤な後遺症や死亡事故リスクがあります。2024年09月06日
ミラドライ死亡事件の問題点
Reading Time: < 1 minute美容外科手術で死亡事故が起こると大きく報道されることが少なくありません。 交通事故とは全く違う 社会的な影響からですね。 しかし、今回のミラドライ死亡事故は報道機関では報道されていないようです。 これほどの社会的にも医学的にも倫理的にも大問題をどうして報道しないのでしょうか? ミラドライによる死亡事例は事故ではなく事件です。 美容外科専門医として34年 美容医療に従事する者として個人的見解を述べさせていただきます。 美容外科手術による死亡事故は 医師の未熟さ、不注意などで起こることがほとんどですが中には不慮の事故もあります。 患者様に違法な行為で死亡事故を起こすようなことはまずありません。 脂肪吸引にしても骨きりにしましても医師の不注意やスキル不足が招いた事故になります。 しかし、今回のミラドライ死亡事故は不注意ではありません。 1:適応外の部位への治療 2:適応外症例への治療 3:デリケートゾーンというリスク大の部位への治療とその後のケア 4:看護師施術?の可能性 5:ミラドライ虚偽広告で集客された可能性 いずれも起こるべくして起こった死亡事例であり 事故ではありません。 事件です。 実際、医師がワキガにミラドライが有効と患者に伝え 医師が施術を担当せず看護師が施術を行い 診察もせずにⅢ度熱傷を見過ごして壊死と感染を悪化させたのであればまさしく犯罪行為。 厳しく責任を追及されるべきですね。 ミラドライワキガビジネスの潜在被害者はとんでもない数が存在すると想定しております。 デリケートゾーンという熱傷に弱く感染を起こしやすい部位へのミラドライ施術自体が異常な医療行為であり 正当な医学を学んだ医師なら絶対に行わないことです。 ミラドライは少なからず皮膚への熱傷とダメージが起こり慎重に術後もケアや経過観察が必要なはずです。 ミラドライはダウンタイムがほとんどないは真っ赤な嘘なのです。 営利を優先としました美容クリニックでのでたらめな治療で命を落とされた患者様のことやご家族の想いを考えますと もっとミラドライワキガビジネスのリスクを自分が周知させることができれば 被害は防げたのではと考えます。 ミラドライ死亡事件を風化させてはいけません。このままでは、同じような事件が今後も起こる可能性があります。 ミラドライはワキガには効果は期待できませんし、看護師施術では命を落とすほどのリスクがあるのです。 是非、ワキガ治療をお考えの患者様にこの情報が伝わり 悪徳美容クリニックでのミラドライワキガビジネスの罠にかからないようにしていただきたいです。 今回のミラドライ死亡事件で多くのミラドライ認定ドクターが言い訳まがいの見解をホームページに掲載していますが、彼らは医学の前に倫理を学ぶべきです。 慎重にやっていたから問題ないと平気で言い訳をホームページに掲載していたドクターがいましたが、適応外の部位へ有効性もないミラドライをスソガにやっていればアウトなんです。このようなドクターには多くの患者さんが被害を受けられていると想定されます。 ミラドライ死亡事件の詳細は開示され徹底的に原因と医師の責任を追及されるべきです。 (ミラドライ死亡事件に関しまして医療機器を販売するメーカーには一切の落ち度はないと考えておりますが、できればミラドライ販売企業からは、適応外部位や適応外症例へのミラドライ治療はやめていただき看護師施術はNGであることを導入医療機関へ厳重に通知いただきたいですね。) https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000200760_00004.html