2021年11月26日

ホクロ除去の麻酔

Reading Time: < 1 minuteホクロ除去を希望されます患者様は数多くご来院していただいております。 皆さん、ホクロ除去後の傷痕のこと以外に 治療中の痛みや麻酔の痛みを気にされます。 ホクロ除去には局所麻酔剤による局所麻酔を行います。 特に男性は女性と比較しまして痛みに弱いということもあり 当院では、極力麻酔時の痛みが軽減できるよう局所麻酔薬を院内製造しています。 一般的に局所麻酔薬はキシロカインという名称の塩酸リドカインという薬剤を注射器でホクロ除去部位へ注射して行います。 このキシロカインは、美容外科で使用されている濃度は0.5%、1.0%、2.0%がほとんどですが 薬剤が酸性のため濃度が高いほど生体のPHとの差があり注射時の局所麻酔剤の拡散痛が強く感じてしまうようです。 当院ではエピレナミンという血管収縮剤入りのキシロカインを0.2%ほどに薄まるように濃度調整を行っています。メイロンという重炭酸のアルカリ性のPHの薬剤を混ぜて局所麻酔麻酔剤が生体のPHに近づくように中性になるように調整しています。 これによって局所麻酔時の痛みは大幅に軽減されます。局所麻酔剤の調整法はまだ多くの美容外科医の中でも残念ながら知識として普及していません。私が指導させていただきました 美容外科医や美容皮膚科医の皆さんは、必ず局所麻酔剤をそのまま使用することなくメイロンでPH調整と濃度を薄めて使用しています。 また、注射時の針が太いほど 皮膚への刺入時の痛みは強くなります。部位のよって 30Gから34Gと極細の針を使用して麻酔を行いますので、通常の太さの針で局所麻酔を受ける時よりも大幅に痛みが軽減されます。 麻酔の方法や薬剤にも配慮して施術を行う事は医療としても重要です。自費での診療では高度な知識、技術、繊細な配慮が必要となります。美容目的でホクロの除去を行う時は、患者様にとりましても最高の美容医療サービスを受けていただくことが必須と考え診療を行っております。 まだ、麻酔薬を顔に注射するのが怖いと恐怖をお持ちの方は さらに高速で振動する医療用小型バイブレーター、振動発振器を使用して 注射部位に近い皮膚に接触させて振動を起こし 痛覚閾値を低下させる特別な麻酔法を実施できます。
2021年11月24日

ホクロ除去 創傷治癒理論に基づくケア

Reading Time: < 1 minuteホクロ除去後のケアはホクロ除去手技以上に重要です。ホクロ除去した直後から傷は治癒をスタートします。この時に適切なケアがされていないと治癒が遅れるばかりか 傷跡が残りやすくなってしまいます。治療直後、つまりホクロ除去直後からケアが必要です。具体的には 絶対に創部へは消毒をしないこと。乾燥させないこと。クリーム基材の塗り薬は絶対に塗布しないこと。です。 多くの患者様がホクロ除去を当院で受けられていますが必ずホクロ除去後のケアに関しまして詳細に説明させていただき患者様ご自身で行っていただくことを丁寧に指導させていただいております。 ホクロ除去後の創は 擦過傷や熱傷の処置に準じます。消毒は全く無意味であるばかりか 治癒を遷延させます。消毒によって治癒を促進させる細胞が破壊されてしまうのです。消毒をすることで感染しやすい状態にもなってしまいます。 当院では必ずホクロ除去後は医療用の創傷被覆材を貼って傷跡を保護すると同時に 湿潤療法という創部をウエットの状態に保つようにします。 これによって肉芽形成が促進されたり上皮形成が促進されます。このことがホクロの傷痕が目立たなくなることに繋がります。 ホクロ除去するということは上皮が欠損した皮膚を形成するという事なのです。この部分を保護して一刻も早く上皮形成を促せば感染リスクも無くなりますし正常な治癒が促進されて傷跡も残りにくくなります。 炭酸ガスレーザーでのホクロ除去は、熱傷が生じたと考えてホクロ除去後はケアが必要です。炭酸ガスレーザーの熱エネルギーによってホクロの組織は蒸散しますが正常皮膚へも熱ダメージが加わるため熱傷が起こるからです。このため 単純な擦り傷よりもホクロ除去後の創は治癒が遅れます。 3日間は医療用被覆材を貼ったまま放置で構いません。3日経過してから被覆材を自ら剥がしていただき創部を水道水、シャワーなどで洗浄していただきます。垢や汗など感染源となる細菌も洗い流されます。その後、さらに3日間ほど医療用創傷被覆材もしくは市販のキズパワーパッドを貼っていただければ 治癒が完了します。 https://www.sakae-clinic.com/wound/p01.html?_ga=2.16767669.22389379.1637503973-1223386255.1510898913 血流の良い顔は数日の塗布で上皮化が完成しますが、身体や四肢特に足や背中は血流が悪く1週間でも上皮化しないことが多く 長期間の創傷被覆材の使用はかえって傷の治癒を遅らせるため多少 ジュクジュクしていても乾燥させて治癒を待つこともあります。 3か月ほどは赤みが残りますからホクロ除去部位へ紫外線の直接当たることは避けていただきます。紫外線が当たると上皮化が完成していないと色素沈着の可能性があります。 抗生剤服用などはよほどのことが無い限り不要です。
2021年11月17日

ホクロ除去 後のケア

Reading Time: < 1 minuteホクロ治療で大切なことは、除去の方法以上に 施術後のケアです。 いくら綺麗に除去しましても ホクロ除去後の傷痕へのケアが不十分であったり不適切の場合は、除去後の傷痕が残るリスクが高くなります。 切除法にしても炭酸ガスレーザーでの除去にしても 高周波での蒸散法での除去にしても 必ずホクロ除去後には傷が生じます。 この傷を適切な方法でケアすることが 最終的なホクロ除去の結果として満足できるか、満足できないか決定されます重要事項となります。 炭酸ガスレーザーで綺麗にホクロ除去!! という広告を拝見したことがありますが、本当でしょうか? レーザーなら綺麗に除去できる?というのはかなり過大な表現です。 色素細胞を選択的に除去して消失させる。これが究極なホクロ除去の極意です。 平坦なホクロで真皮の深い部分に色素が存在している 色素性母斑と呼ばれるホクロは 盛り上がったホクロよりも 完全除去が困難で 再発率も高くなります。 炭酸ガスレーザーで除去するということは熱をホクロという組織に集中的に加えてその熱エネルギーでホクロ組織を蒸散させることです。ホクロの構成成分は生体と同等と考えてもよいので 大まかに 水 60%、タンパク質 40%で構成されると想定されます。 この組織に熱が加われば 当然熱と接した皮膚の部分は熱傷となります。 この熱傷は真皮の浅い部分であれば 肉芽を生じず上皮化が速やかに行われ 傷跡もほとんど残ることが無く治癒します。 この上皮化をいかに早く推進させるケアを行うかが重要なホクロ除去後のケアポイントです。 最新創傷治癒理論では 創部を乾燥させない 湿潤療法でのケアが推奨されます。 当然、創部への消毒は禁忌。 創部はむしろ毎日洗浄したほうが良いでしょう。 当院では、ホクロ除去後には抗生剤軟膏塗布後に医療用創傷被覆材を創部へ貼ります。 この状態で3日間そのまま放置。 上皮化が進むと想定して3日後にはいったん 創傷被覆材を剥がして創部をシャワーで洗浄していただき もう3日間 創傷被覆材を貼っていただきます。 この最初のケアがとても傷を治す過程で重要となっていきます。 顔と異なり 背部や上肢のホクロ除去後の傷痕は治癒がかなり遅れます。 特に下肢は顔に比較すると3倍以上治癒して赤みが消失するまでの期間が必要です。 身体の部位により創傷過程が異なります。 専門医は経験上、どの部位の傷痕が治癒が早いか、遅いかしっかり理解してそのケアの指導を行っています。 http://www.sakae-clinic.com/wound/ 傷痕の専門医だからこそホクロの傷痕ケアは重要といえるのです。
2021年11月16日

ホクロ除去の麻酔

Reading Time: < 1 minuteホクロ除去の際に使用される麻酔は 原則としまして 塩酸リドカイン つまりキシロカイン https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med_product?id=00000332-003が使用されます。 エピレナミンという血管収縮剤が含有されたキシロカインを使用します。 エピレナミンは治療の時、血管を収縮させて出血を抑制する効果と キシロカインの有効時間を延長させる効果があります。 医学部の教科書には鼻先部位や指先には使用を禁忌と記載してありますが、現在では臨床的にはまず問題が起こることありません。(血管収縮により皮膚壊死が起こる可能性があると考えられていました。) 濃度は、0.5%〜2.0%の製剤が使用されることが多いのですが ホクロ除去では、0.5%で十分な濃度であり使用に問題がありません。 当院では、キシロカインを使用していますが、キシロカイン塩酸リドカインという名称通りPHが酸性 3.3〜5.0 で 生体内、特に真皮内に注射する時、この薬剤の拡散時にPHの差の薬剤性の痛みが生じます。 このためPH調整のためメイロンというアルカリ性の薬剤を混ぜてさらに濃度を下げ PHをできる限り生体に近い PH7.3程度にPH調整を行って自作しています。 実際の使用では従来のキシロカイン注射に比較して はるかに注射時の痛みが少なく 患者様の負担が減ることになりました。 また、注射を行う 針も 30Gから34G と極細の針での注射のため痛みがかなり軽減されます。 ホクロを多数除去する場合はホクロの数だけ注射が必要となるため必ず患者様への麻酔時の痛み緩和ケアが必要となります。 ホクロ除去の麻酔量は少なく簡単といっても 丁寧な注射で疼痛緩和が可能となります。 当院では極細の針の使用、PH調整した自作キシロカイン麻酔薬の使用によりホクロ除去を行っております。

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