2022年01月01日

ワキガ治療後の瘢痕

Reading Time: < 1 minuteワキガ治療後の瘢痕(はんこん=傷あと)の相談は少なくありません。 手術を行って切開創がたとえ小さくても皮膚を剥がした痕が醜い瘢痕や粉瘤や 毛穴の拡大による角栓のつまりで醜い状態になることも少なくありません。 現在、ワキガ治療はメスを使用しないダウンタイムが無い治療としてかなり過大にPRされて、看護師が施術を行う流れになってきています。 長期的に施術を実施した患部を経過観察すると、瘢痕化したり粉瘤が発生したり、角栓が目立つような痕になるケースも少なくないのです。 このような状態は外科的な治療以外では改善することはありません。 ワキガ手術後の瘢痕、メスを使用しないワキガ治療後の瘢痕は美容外科的手術とフラクショナルレーザーによる皮膚再生医療でかなり改善します。 あきらめないでご相談いただけましたら幸いです。 名古屋の 美容外科、美容整形、ワキガ治療、多汗症治療、プチ整形、ホクロ除去、傷跡治療、しわ、たるみ治療なら さかえクリニックへご相談ください。
2021年12月20日

ワキガ治療 マイクロニードル治療の瘢痕

Reading Time: < 1 minuteビューホットというワキガ、多汗症治療機器によります マイクロニードル高周波治療でのワキガ治療後 3か月以上経過しました患者様の傷痕になります。 ランダムにワキの皮膚へ針を刺して高周波を流して熱を発生させるため 高度の炎症が起こることがあります。これは熱傷痕として完全に赤みが治癒しても醜い白いぶつぶつのいぼ状の熱傷痕が残る可能性が極めて高い状態です。 このような傷跡の治療は難渋します。 まずは赤みを消失させる治療から始めて 瘢痕化しないように治療を進めます。     名古屋の 美容外科、美容整形、ワキガ治療、多汗症治療、プチ整形、ホクロ除去、傷跡治療、しわ、たるみ治療なら さかえクリニックへご相談ください。
2021年12月05日

ワキガ治療の闇 マイクロニードル治療の落とし穴

Reading Time: < 1 minute ワキガ治療はメスを使用ない治療へと治療法に大きな変遷がありました。 簡単でダウンタイムが無いように行えるワキガ治療も実態は? 手術と異なり 簡単に施術できるということでワキガ治療を看護師が担当する美容外科クリニックも少なくありません。 メス不要のダウンタイムが無い、痛みが無い次世代の最新ワキガ治療とメリットばかり強調された広告が目につきます。 この漫画では マイクロニードルを使用したメスを使用しないワキガ治療のリスクの可能性や合併症をまとめて解説してあります。 ワキガ治療を受けたいと希望されています患者様がおられましたらご覧になって治療法を慎重にご検討ください。   名古屋で 美容整形、美容外科、プチ整形、ワキガ治療、多汗症治療、ダイエットなら さかえクリニックへご相談ください。
2021年12月04日

美容整形の闇 シリーズの監修

Reading Time: < 1 minute美容整形の闇 身近な医療となってきました 美容医療 私が美容外科医として働くようになって30年以上経過しましたが、多くの美容外科クリニックが開設され過去にないほどのトラブルや美容外科手術による合併症や後遺症で悩んでいる方々も少なくない現状があります。 少しでもそのリスクを回避するため わかりやすく漫画として友人に制作していただきました。 わきが手術は現在では以前より行われなくなってきましたが、ワキガ手術は以前 合併症が多い 手術の一つです。 わきが治療を考えている方へ 手術のリスクを漫画にしてわかりやすく解説してみました。 名古屋で 美容整形、美容外科、プチ整形、ワキガ治療、ダイエットなら さかえクリニックへご相談ください。
2021年12月03日

切らないワキガ治療の闇

Reading Time: < 1 minute ワキガ治療は手術からメスを使用な治療へと大きな変化を遂げてきました。 しかし・・・簡単でダウンタイムが無いように行えるワキガ治療も実際は… 手術は必ず医師が担当しますが、ワキガ治療を看護師が担当する美容外科クリニックも・・・ メスを使わない、傷跡が残らない、痛みが無い、簡単に行える・・・というメリットばかり強調されたワキガ治療が 是非、わかりやすく リスクの可能性や合併症をまとめて解説してありますのでワキガ治療を考えられている患者様がおられましたらご覧になって治療法を慎重にご検討ください。   名古屋で 美容整形、美容外科、プチ整形、ワキガ治療、ダイエットなら さかえクリニックへご相談ください。
2021年11月25日

ワキガ治療の ポータルサイト監修

Reading Time: < 1 minuteワキガ・多汗症に関します あらゆる情報を掲載しました ポータルサイトを監修させていただいております。https://wakiga.media/ ワキガの仕組み ワキガの症状 ワキガの検査 ワキガの遺伝性 ワキガ対策 ワキガの治療法 ワキガの最新の知見 美容外科医としまして30年以上 ワキガ・多汗症の治療の臨床に携わってまいりました。 その経験と知識をまとめて ワキガ 最前線で治療を行う臨床医として 監修させていただいております。 ワキガ・多汗症でお悩みの患者様でクリニック選びに迷っておられます方へ ご参考になりましたら幸いです。
2021年11月23日

ワキガ治療 を看護師が担当する治療法

Reading Time: < 1 minuteワキガ手術は当然ですが、医師が行います。 しかし、最近、ワキガ治療を看護師が行ってトラブルがかなり起こっている事実があります。 手術以外のワキガ治療としまして ミラドライ、ビューホットなどがあります。最近ではHIFUといった超音波を使用した治療も行われるようになってきました。 これらの治療の共通点は、全て機器を使用して それぞれの専用プローブを患部へ押し当て照射する方法を採用しています。 このため手技としましては単純で看護師でも治療は可能といえます。 しかし、看護師は 医学を学んだわけではありません。看護学は学んでも皮膚科学や創傷治癒、美容医療の専門家ではないのです。看護師でも医師でもプローブを皮膚へ押し当てて照射するだけだから同じではないのです。 まず、個人差がありますので皮膚の状態や施術範囲、など個々の患者様の状態に応じて 出力、照射時間、範囲、など詳細にパラメーター設定が必要となり業者から渡されるマニュアル通りでは十分な結果が出ないばかりか きわめて重篤な皮膚損傷や熱傷、神経損傷も実際には医療事故として起こっています。 では、どうして看護師がワキガ治療を行うのか?理由は以下の事であることが想定されます。 1:施術時間が長時間になり医師の報酬を考えると割に合わない 2:手術は医師だが予約状況から看護師しか手が空いていない 3:業者の営業で看護師でもできる簡単な治療といわれ機器を購入した 4:価格競争になっていかに治療コストを下げるかを考えると看護師が施術を行わなければ経営が成り立たない 5:医師がワキガの事を何も知らない このため、看護師施術にはリスクだけでなく法的な問題もグレーなのです。 医療行為ですのでいくら医師の管理下にあってもワキガ治療行為を看護師が施術することは医師法上 確実に問題ないとは言えないはずです。 倫理的には絶対に ワキガ治療の看護師施術は NG行為。 この問題に関しまして長年メーカーにも進言しておりましたがことごとく無視され 恐れたことが起こりました。 ワキガ治療では無いのですが 看護師が医師の管理下ではない状態でシワ・タルミの高周波治療(報道ではレーザー治療となっていましたが)によって重度の熱傷を頸部に引き起こされ全治6か月の診断の美容医療トラブルが起こり業務上過失傷害で 某クリニックが家宅捜査を受けた報道が 実名入りでしかも その美容医療機器の名称まで報道されてしまいました。 https://news.yahoo.co.jp/articles/98c0df8670df62a988c3d9b40ea6cdbff7afabcc 死亡事故以外で警察の捜査が医療機関へ入ることは異例な事件です。 この事件は氷山の一角であり、看護師施術によって数多くのトラブルが起こっているという現実があります。 当院へも看護師施術のトラブル後のご相談が多数寄せられています。 とても残念なことですが美容医療業界が看護師施術で単価を落としてPRを行い集客するビジネスシステムが構築されつつあります。 美容医療のクオリティを落とさないためにも 看護師が行うグレーゾーンの美容医療行為を見直す時期に来たのではないでしょうか。  
2021年11月21日

子供のワキガ 治療はいつから?

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子供のワキガは、大人と比較しまして再生能力が強いこと、成長期では臭いの元になる汗腺の数増加を考慮しまして ご本人が気過剰に気にしていなければ中学生以降の治療をお勧めします。
特に女児の場合は小学4年生くらいから臭いが急に出現して気になるケースもありお子様ご本人自身が悩まれたりする場合は 小学生4年生からでも治療を行います。
子供のワキガ治療は、できる限り 痛みを抑制し、短時間で終了する治療で、術後に直ぐにスポーツ可能で学業や習い事に支障がないこと、傷跡が絶対に残らないことを大人の治療以上に配慮して行う必要があります。
残念ながらこれら全ての条件を満たして お子様でも安全に治療を行える方法は EL法、すなわち電気分解法しか治療法の選択肢がありません。
ミラドライ、ビューホット治療は痛みが強くまずお子様では術後の強い疼痛で精神的ダメージが大きくなります。
また大人には有効でも子供には効果が悪くなり 多くの回数痛みに耐えながら治療を継続していく必要があります。
手術やミラドライ、ビューホットでは麻酔の量も多くなり確実に安全に治療を受けられるとは言えません。
EL法は短時間で治療が可能であり ミラドライ、ビューホット、数々の手術と比較して30-40分の1の麻酔量で十分治療が可能です。
安全性が極めて高い方法になります。https://sakae-clinic.com/body-care/wakiga/child
2021年11月20日

ワキガ治療 吸引法手術

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ワキガ治療 吸引法

吸引法とは?

吸引法は吸引法手術のことで、吸引管で吸引操作によるワキガの原因となる汗腺を吸引除去して治療するという手技で開発されました手術方法のことです。

ワキガの治療法として、吸引法手術が美容外科クリニックで実施されていたのはすでに20年以上前のことです。

吸引法手術当日より、デート可能、痛みが無い、傷跡が残らない、簡単に・・・ 等ダウンタイム無く 手軽に受けられるワキガ治療法として某美容外科クリニックによるキャッチコピーにより大々的な広告戦略で過去、一定期間実施されたいましたワキガ治療法です。

当時は、脂肪吸引を行う吸引管の細いサイズのものを使用し数ミリほどワキの皮膚を切開し 従来のワキガ手術法のように皮膚剥離を行わず皮膚の裏側から皮下組織を擦って掻き出す手術が実施されていました。

ワキの皮膚を剥離をしないためガーゼ固定は不要という術後のケアでしたが 実情は、術後の出血、血種形成など合併症が少なからず起こっていました。 吸引管によって臭いの原因である汗腺を含んだ皮下組織を掻き出すだけの手術のため 従来のいろいろな手術法と比較して効果は劣り、数か月間、多少臭いや汗は減少してもほとんど元に戻ってしまう不完全な手術法でした。 このため吸引法手術を受けた患者様からのクレームが多発して、有効性も否定され 現在では、ワキガ治療として吸引法手術を実施している医療機関はほとんどありません。

吸引法手術とミラドライの比較

吸引法手術は、非観血的治療法のミラドライと違い医師が行う施術するにも関わらず効果は劣り、実際には手軽に行えるワキガ治療法とは言えません。

ミラドライと違い表皮へのダメージは血種形成を起さなければ、殆んどなく痛みが少ないことが特徴でした。

こどものワキガ治療への吸引法

子供のワキガ治療は大人以上に治療が困難です。吸引法は子供に対しては選択すべき治療法ではありません。子供は組織再生能力が高く 成人以上に汗腺をしっかり削除、破壊しないと再発する可能性が極めて高く吸引法で完治は目指せません。

吸引法はどの部位でも可能?

スソワキガにも行われたケースがありましたが、Iラインなどでは治療が不可能で乳輪、肛門への治療は適応外となります。

吸引法の手術の流れ

1:施術範囲のデザイン

2:消毒

3:キシロカインによる局所麻酔

4:皮膚小切開

5:吸引管挿入、皮膚の裏側より汗腺を含む皮下組織の除去

6:切開部の縫合

7:圧迫固定 皮膚剥離を行わないため患部へガーゼを当てるだけの簡易処置を行う医療機関もありました。

ダウンタイム

術後の患部の固定除去が不要でほとんどの患者は縫合創の抜糸のみの来院、もしくは症例によっては、溶ける糸を使用して抜糸不要。

たった1回の通院手術で完了 を謳い文句で集客を行っていました美容外科クリニックも少なくありませんでした。痛みは皮膚剥離を行わないため少なかったのですが固定が強固に行われないため術後に剥離部位の出血、血種形成を起こす症例もありました。治療する範囲は他の手術法と比較して小範囲のため、醜い広範囲の傷痕や瘢痕拘縮などが残るリスクはほとんどありません。

吸引法の相場

現在ではほとんど実施されていない吸引法手術ですが、当時は10-20万円ほどの手術費用が相場でした。

さかえクリニックでの吸引法手術の考え方

当院では吸引法は

1:効果が全くといって期待できない

2:術後に血種形成を起こすリスクが少なくない

3:他のワキガ治療法としてダウンタイム少なく確実に永久的効果が得られる満足度の高い EL法の施術 https://sakae-clinic.com/skin_care/axillary_odor/ が患者様へ提供が可能

の理由から吸引法は行いません。

吸引法がおすすめな方は?

現在では治療法の選択が増えたこと、永久的効果を望む場合は意味がない治療のため、お勧めの方はいません。

吸引法の特徴

手術全盛期の時代に大手美容外科クリニックグループのPRでの集客を目的に開発されたネーミングと術式であり、有効性も低く、そのほとんどが再発してしまう中途半端な治療法です。臨床的な意味はありません。

吸引法の注意点

決して受けるべきワキガ治療法ではありません。汗腺を含んだ皮下組織を吸引する操作だけではワキガ・多汗症は完治には至りませんし皮膚の創が残るだけで無意味だけでなくマイナス効果が大きなワキガ治療法といえます。故稲葉益巳 博士もワキガ治療として吸引法は詐欺的手術であり学術的見地からも 倫理的見地からも決して行うべき治療法ではないと断言できると 日本美容外科学会でも熱弁されておられたことを覚えています。

2021年11月19日

ワキガ 稲葉式手術法

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稲葉式手術法

ワキガ治療の日本を代表されます大家、故稲葉益巳先生が開発された稲葉式ワキガ削除器を使用して、1センチ弱の切開創から長い剪刃という外科用ハサミで皮膚を剥離した後に稲葉式削除器を皮下へ挿入して皮膚の裏側からローラーのついた剃刀の刃で皮膚の上側を圧迫して裏側に充てた刃を滑らせてエックリン汗腺、アポクリン汗腺、皮脂腺を削り除去する手術法です。
私は、今から30年以上前に美容外科医として研修を積んでいたころ、稲葉益巳 博士の東京都杉並区阿佐ヶ谷にあります稲葉美容外科で稲葉式手術法の見学を何度も行わせていただきました。そして直接、稲葉式手術のご指導を受けた数少ない医師の一人です。
当時は発毛理論、ワキガのメカニズムなどご自身の研究室にご案内いただき稲葉益巳博士とワキガ・多汗症のベストな根治療法のご教授いただきましたことを昨日のように覚えております。 現在のようにワキガ手術法や他の治療法が普及しておらず稲葉式手術こそが完治が見込める唯一の治療法として有名でした。稲葉美容外科は全国からワキガ・多汗症で悩みを抱えた患者様を集客していましたが、ダウンタイムが長く術後の傷痕もかなり残存するため、現在では、ダウンタイムの長さやリスク、傷跡の問題もあり 指導を受ける場もないことから施術を行う医師の数が激減しました。
特定の医療機関では、ローラークランプ法という名称で同様の手術法の変法を実施されています。

稲葉式手術法の欠点

ワキの皮膚を広範囲剥離して稲葉式削除器を挿入して皮膚の裏側から汗腺をできる限り除去する方法ですが、ダブルタイオーバーという2週間ほどの長期間の強固な固定が必要で、本来であれば長期入院治療が必要なほどのダウンタイムのため日常生活への制限や肉体的制約があります。
いくら皮膚切開創小さくても剥離範囲が広く出血が起こりやすく血種形成が起こると広範囲の皮膚壊死を起してしまうリスクもあります。
しっかりした固定が困難で、確実にワキの術部へガーゼなどで固定しないと剥離した皮膚の形状がアコーディオン状に折りたたまれたジャバラ状に変形したり、術後に粉瘤形成したり、瘢痕化します。
高度な職人技の技術が必要で、稲葉式手術をしっかり行える医師は多くありませんでした。
現在、ワキガ・多汗症治療のメスを使わない治療法の主流となっていますラドライと比較して、高度な技術とダウンタイムから効果が根治が見込めても普及はしていないのが現状です。

稲葉式手術法の手術の流れ

1:剥離範囲の皮膚へのマーキング

2:局所麻酔

3:稲葉式削除器挿入部位への切開

4:治療範囲の皮膚剥離

5:稲葉式削除器挿入、皮膚の裏側から汗腺組織の剪除

6:止血

7:皮膚へドレーン小切開を加える

8:剥離部位のダブルタイオーバー固定

稲葉式手術法のダウンタイム

切開創は1センチ以下と小さいのですが、皮膚の剥離範囲が広範囲で強固な固定が必要で剥離した皮膚が母床と生着するまで安静を保つ必要があり、最低1-2週間の安静固定が必要。
固定している間は腕を直角に挙上して維持する必要があります。
ダウンタイムは長い治療法です。
固定除去は1週間~2週間後。 傷痕は、裏側から組織を削り取った皮膚が茶色に変色して色素沈着が起こるケースが多いため 肌色として傷跡が目立たなくあるためには最低でも半年以上かかります。

稲葉式手術法の治療費

稲葉式を実際行っている施設がほとんどないため具体的な相場は現在、不明です。
類似法の場合は35万円前後になります。

稲葉式手術法の適応

傷跡が気にならず長期の安静、ダウンタイムが許容でき1回の治療で根治を目指したい方。

稲葉式手術法の意義

広範囲に治療を実施することで完治を目指す手術を1回で終了することを目的。
ダウンタイムが長く、血種形成による皮膚壊死や術後の皮膚瘢痕拘縮、粉瘤、毛包炎発生など合併症も少なくありません。
切開創は小さく目立ちませんが、剥離した皮膚が色素沈着を起したり 瘢痕化することが多いため 術部位の皮膚が変色したりぼこぼこした感じになります。

稲葉式手術法のリスク

・ダウンタイム
・剥離した皮膚の色素沈着や形状変化が起こる可能性
・強固な固定による術後の苦痛を伴うことがあること
・安静にしていないと血種形成が起こり広範囲の皮膚壊死を起こす
・術後に粉瘤形成やセローマという液状分泌物が溜まる状態が出現する可能性
・剥離した皮膚が縮んで瘢痕拘縮という醜い形状となることがある

稲葉式手術法のこれから

*EL法で治療を行う前は私も長年稲葉式手術の縮小術を行っていました。
皮膚を中央の狭い範囲だけ剥離して、術後に合併症を起こさない、固定を3日で解除、ダウンタイム少ない術後の患者様の苦痛が少ない方法を考案して稲葉式削除器での手術を行ってきました。
効果をとるか、傷跡を目立たなくするか、いずれかを優先させることになります。 効果もあり、傷跡も目立たない手術が理想的ですが、これはワキガ・多汗症手術では相反することです。
 新しい治療法を模索して、傷跡が残らない、完治が期待できる、ノーダウンタイム、合併症が無く術後の痛みが無い治療法である EL法を開発しました。
現在では、稲葉式手術は完全に取りやめ EL法をワキガ・多汗症の主たる治療法として実施。 剪除法、稲葉式手術法、実際 多くの手術を30年以上の美容外科医の経験から、患者様にとりましてベストな治療法は、EL法です。。
近年、ワキガ・多汗症手術を1例も行ったことが無い美容外科医が、治療機器だけ購入して看護師に全て施術を任せて、ワキガ・多汗症治療を広告媒体を使用して大々的にPR して実施されている医療機関も少なくありません。 あらゆる手術や治療法を経験した専門医が 直接治療を担当しなければ 患者様にとりまして満足していただける結果は出ません。 治療経験豊富な専門医が、ワキガ・多汗症を直接実施されている医療機関をお勧めいたします。 ワキガ・多汗症の治療は看護師施術によって満足される患者様はまずありませんし、トラブルも多発しています。 医療行為である ワキガ・多汗症治療は 看護師ではなく 熟練した専門医が行うべきと考えています。

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