2024年07月09日
ホクロの悪性?良性?
Reading Time: < 1 minute毎日、ホクロ除去を希望されます多くの患者様がご来院されます。
ホクロと一口に言いましても シミであったり悪性腫瘍であったり、ウイルス性のイボであったり、粉瘤という疾患であったりいろいろなものが含まれます。
肉眼で100%診断できるのは粉瘤くらいでしょうか。
それぞれ治療法も除去後の経過も異なります。
ごくまれに悪性腫瘍や前癌状態もあります。
当院では 発生した日や経過など伺い詳細に診察を行います。
ダーマスコープによる診断も必ず行いますので ご安心して治療を受けていただけます。
先日も高齢者の方で鼻に半年ほど前 ホクロができて少しづつ大きくなっているから除去してほしいとご来院された患者様がいました。
少しいびつな形態でしたのでBCC(基底細胞がん)を予想してダーマスコープで診察を行うと予想通りBCCの特有の血管拡張と色素配列が存在しました。
確定診断のためバイオプシーを施行して病理診断。
BCCでした。
このようにしっかり診断してから除去する重要性が一部の美容クリニックでは一切行わず除去されたり放置されたりしてトラブルを起こしています。
ホクロ除去は診察から。
ぜひ、ホクロでお悩みやご心配の方はお気軽にご相談ください。
丁寧な診察、説明、治療をさせていただきます。
2024年01月07日
頭皮内のホクロ、イボ除去
Reading Time: < 1 minute頭皮内のホクロやイボの除去をご希望されて、ご来院されます患者様は少なくありません。
頭皮内は血流が良いため除去跡の創の治癒が早く、ほとんど傷跡が残ることは無く容易に行える部位です。
原則としまして悪性を疑わなければ切除での除去は不要です。つまりメスを使用しなくても綺麗に除去できます。
施術当日から洗髪も可能です。患部を擦らなければむしろ洗髪を行い患部を洗浄していただく方が傷跡の治癒には有利に働きます。
患部がはげたりすることもありません。
除去後も患部は殆んど出血しません。
これは、毛根部は深い部位にあるためその部位までダメージが無い治療法でホクロやイボの除去が可能だからです。
殆んどの患者様が膨らんだホクロやイボの除去を希望されてご来院されるため容易に除去できます。通院は不要です。
治療時間は大きさにもよりますが、1-3分程度。
局所麻酔薬も痛みが少なく、治療後に痛みを感じることはありません。
治療直後に抗生剤と抗炎症剤の含有された軟膏を塗っていただき、4-5日ほど1日3回ほど患部にお渡しします軟膏を塗っていただくだけの簡単な処置で患部は綺麗になります。
麻酔も当院ではPH調整を行っているため、一般的な医療機関で実施されています局所麻酔注射と比較して圧倒的に痛みが少なく小さなお子様でも施術可能です。
炭酸ガスレーザーより早く、正確に確実かつ傷跡も目立たず除去できるサージトロンという機器を使用して除去いたします。
お気軽にご相談ください。
2024年01月05日
ホクロ除去
Reading Time: < 1 minuteホクロ除去を希望されてご来院されます患者様は多数おられます。
除去しやすいホクロとは?
平坦なホクロの方が簡単に除去できると思われる方が多いのですが、盛り上がったホクロの方が除去後の傷痕も目立たなく容易に除去できる方が圧倒的に多いのです。
平坦なホクロは色素が真皮の深い部分に存在することもあり1回で完全に除去できるとは限りません。
切除を行わない限り 必ずホクロの色素が消失させるとお約束する事はできません。
盛り上がったホクロはサージトロンの高周波の治療器でホクロの組織そのものを蒸散させると完全消失させ再発もほとんどありません。
唇の上、瞼の周りなどはどうしても動きがある皮膚ですので術後は傷跡が盛り上がって肥厚性瘢痕という状態になることも少なくありません。胸骨の上や肩に存在するホクロは傷跡がかえって目立ってしまうことも多いため当院では除去をお勧めしません。
鼻の上にある盛り上がったホクロは基底部が軟骨ということもあり傷跡は目立ちにくくなり除去も容易です。
ホクロ除去、いぼ除去をご希望の場合はあらゆる施術が可能ですのでお気軽にご相談ください。
当院では病理検査も可能、ダーマスコープによる悪性、良性の診断から身体のホクロの場合は原則としまして保険適応での除去も可能です。
ホクロは色素性母斑という良性腫瘍であり除去の場合には医療費控除の適応も可能と想定されます。
お気軽にご相談ください。
2021年11月24日
ホクロ除去 創傷治癒理論に基づくケア
Reading Time: < 1 minuteホクロ除去後のケアはホクロ除去手技以上に重要です。ホクロ除去した直後から傷は治癒をスタートします。この時に適切なケアがされていないと治癒が遅れるばかりか 傷跡が残りやすくなってしまいます。治療直後、つまりホクロ除去直後からケアが必要です。具体的には 絶対に創部へは消毒をしないこと。乾燥させないこと。クリーム基材の塗り薬は絶対に塗布しないこと。です。
多くの患者様がホクロ除去を当院で受けられていますが必ずホクロ除去後のケアに関しまして詳細に説明させていただき患者様ご自身で行っていただくことを丁寧に指導させていただいております。
ホクロ除去後の創は 擦過傷や熱傷の処置に準じます。消毒は全く無意味であるばかりか 治癒を遷延させます。消毒によって治癒を促進させる細胞が破壊されてしまうのです。消毒をすることで感染しやすい状態にもなってしまいます。
当院では必ずホクロ除去後は医療用の創傷被覆材を貼って傷跡を保護すると同時に 湿潤療法という創部をウエットの状態に保つようにします。
これによって肉芽形成が促進されたり上皮形成が促進されます。このことがホクロの傷痕が目立たなくなることに繋がります。
ホクロ除去するということは上皮が欠損した皮膚を形成するという事なのです。この部分を保護して一刻も早く上皮形成を促せば感染リスクも無くなりますし正常な治癒が促進されて傷跡も残りにくくなります。
炭酸ガスレーザーでのホクロ除去は、熱傷が生じたと考えてホクロ除去後はケアが必要です。炭酸ガスレーザーの熱エネルギーによってホクロの組織は蒸散しますが正常皮膚へも熱ダメージが加わるため熱傷が起こるからです。このため 単純な擦り傷よりもホクロ除去後の創は治癒が遅れます。
3日間は医療用被覆材を貼ったまま放置で構いません。3日経過してから被覆材を自ら剥がしていただき創部を水道水、シャワーなどで洗浄していただきます。垢や汗など感染源となる細菌も洗い流されます。その後、さらに3日間ほど医療用創傷被覆材もしくは市販のキズパワーパッドを貼っていただければ 治癒が完了します。
https://www.sakae-clinic.com/wound/p01.html?_ga=2.16767669.22389379.1637503973-1223386255.1510898913
血流の良い顔は数日の塗布で上皮化が完成しますが、身体や四肢特に足や背中は血流が悪く1週間でも上皮化しないことが多く 長期間の創傷被覆材の使用はかえって傷の治癒を遅らせるため多少 ジュクジュクしていても乾燥させて治癒を待つこともあります。
3か月ほどは赤みが残りますからホクロ除去部位へ紫外線の直接当たることは避けていただきます。紫外線が当たると上皮化が完成していないと色素沈着の可能性があります。
抗生剤服用などはよほどのことが無い限り不要です。
2021年11月23日
ホクロ除去 盛り上がった形状
Reading Time: < 1 minuteホクロ除去は、部位や大きさ ホクロの種類、形状などで治療法が異なります。
当然悪性を疑えば切除して 組織を病理学的検査によって 悪性の有無 と組織学的確定診断を行います。
一般的にダーマスコープで悪性所見が認められず明らかに良性のほくろまで全て切除による除去をしてしまうと切除後の傷痕がホクロ以上に目立ってしまうことも少なくありません。
形状は、
1:盛り上がったホクロ
2:やや盛り上がったホクロ
3:平坦なホクロ
に分類されますが、この中で盛り上がったホクロが 容易に除去可能で傷跡も残りにくいと言えます。
ホクロ除去にはすでに30年ほど前から炭酸ガスレーザー照射による蒸散法で施術が行われてきました。
レーザーと聴くと最先端のイメージがありますが 炭酸ガスレーザー機器自体のシステムは30年も前のシステムとほとんど原理は進化していません。
理論的なことも同じなのです。炭酸ガスレーザーだから綺麗に除去できるとは限りません。炭酸ガスレーザー照射を 取り放題 で安価でホクロ除去を行っています医療機関でただ照射されただけでホクロも除去されず熱傷痕だけで残ったケースのご相談が後を絶ちません。
炭酸ガスレーザーだから綺麗に除去できるということはありません。特に盛り上がったホクロでは 高周波による熱でホクロの組織を慎重にかつ緻密に蒸散させ熱傷後瘢痕を回避させ傷跡を目立たたないように除去する方法を当院では推奨します。
あえて炭酸ガスレーザー照射を行わない。もちろん技術的には高度な技術が必要となりますが とても綺麗にほとんどのケースで除去できて術後の傷跡も目立ちません。
平坦なホクロでは色素が真皮の深層や皮下組織まで及んで一度に完全に除去しようとしますと抉れるように 深い部分までの蒸散処置が必要となり瘢痕化しやすいため1回での完全除去は困難なことも少なくありません。
その点、盛り上がったホクロは盛り上がったホクロ組織をまず平坦まで蒸散させれば 綺麗に傷も治癒して傷跡が残りにくくなります。ホクロは専門医なら どの治療法がベストでケアが必要か術前に診断可能です。
2021年11月17日
ホクロ除去 後のケア
Reading Time: < 1 minuteホクロ治療で大切なことは、除去の方法以上に 施術後のケアです。
いくら綺麗に除去しましても ホクロ除去後の傷痕へのケアが不十分であったり不適切の場合は、除去後の傷痕が残るリスクが高くなります。
切除法にしても炭酸ガスレーザーでの除去にしても 高周波での蒸散法での除去にしても 必ずホクロ除去後には傷が生じます。
この傷を適切な方法でケアすることが 最終的なホクロ除去の結果として満足できるか、満足できないか決定されます重要事項となります。
炭酸ガスレーザーで綺麗にホクロ除去!!
という広告を拝見したことがありますが、本当でしょうか?
レーザーなら綺麗に除去できる?というのはかなり過大な表現です。
色素細胞を選択的に除去して消失させる。これが究極なホクロ除去の極意です。
平坦なホクロで真皮の深い部分に色素が存在している 色素性母斑と呼ばれるホクロは 盛り上がったホクロよりも 完全除去が困難で 再発率も高くなります。
炭酸ガスレーザーで除去するということは熱をホクロという組織に集中的に加えてその熱エネルギーでホクロ組織を蒸散させることです。ホクロの構成成分は生体と同等と考えてもよいので 大まかに 水 60%、タンパク質 40%で構成されると想定されます。
この組織に熱が加われば 当然熱と接した皮膚の部分は熱傷となります。
この熱傷は真皮の浅い部分であれば 肉芽を生じず上皮化が速やかに行われ 傷跡もほとんど残ることが無く治癒します。
この上皮化をいかに早く推進させるケアを行うかが重要なホクロ除去後のケアポイントです。
最新創傷治癒理論では 創部を乾燥させない 湿潤療法でのケアが推奨されます。
当然、創部への消毒は禁忌。
創部はむしろ毎日洗浄したほうが良いでしょう。
当院では、ホクロ除去後には抗生剤軟膏塗布後に医療用創傷被覆材を創部へ貼ります。
この状態で3日間そのまま放置。
上皮化が進むと想定して3日後にはいったん 創傷被覆材を剥がして創部をシャワーで洗浄していただき もう3日間 創傷被覆材を貼っていただきます。
この最初のケアがとても傷を治す過程で重要となっていきます。
顔と異なり 背部や上肢のホクロ除去後の傷痕は治癒がかなり遅れます。
特に下肢は顔に比較すると3倍以上治癒して赤みが消失するまでの期間が必要です。
身体の部位により創傷過程が異なります。
専門医は経験上、どの部位の傷痕が治癒が早いか、遅いかしっかり理解してそのケアの指導を行っています。
https://www.sakae-clinic.com/wound/
傷痕の専門医だからこそホクロの傷痕ケアは重要といえるのです。
2021年11月17日
ホクロ切除の必要性
Reading Time: < 1 minuteホクロ除去は、ホクロ切除と炭酸ガスレーザー治療、電気分解法で行います。
ホクロ切除には、くりぬき法、切開法があります。
くりぬき法とは字のごとく、メスでホクロをくり抜いて除去する方法です。
ホクロ治療直後の傷跡の状態
これはトレパンという器具を使用して行う事もありますが、メスを使用してホクロの縁から切除して、その跡を縫合せずに肉芽の盛り上がりと上皮化で治癒させる治療法です。
技術を必要としない点、特殊な器具を使用しなくても治療ができる点、短時間で治療が終了する点がメリットですが、いずれも医師側のメリットであり患者様へのメリットはほとんどありません。
悪性を疑わない限り行うべきではない治療法です。
切開法での切除は ホクロを含む正常な皮膚を紡錘形に切除して縫合する方法です。
メリットは確実にホクロが消失させることができ再発の可能性が無いこと、病理検査が容易に可能で悪性腫瘍とわかった後でも対応が可能。
ということです。
ホクロ治療直後の傷跡の状態
デメリットは、傷跡がホクロの直径より大きく残ること、ダウンタイムがあり抜糸が必要となり通院が必ず必要であること。
悪性を疑った場合は必ず、この治療法を実施して切除されました皮膚腫瘍の病理検査を行い悪性でないことを確認して病理診断確定させます。
現在ではホクロの悪性、良性の診断はスクリーニングとしましてはダーマスコピーを使用して実施して、万が一悪性の可能性があることが疑われれば必ず腫瘍を切除除去して、病理診断を実施します。
外注のため検査結果が確定するまでおよそ1週間ほど必要となります。
ホクロ治療直後の傷跡の状態
2021年11月16日
ホクロ除去の麻酔
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Reading Time: < 1 minuteホクロ除去の際に使用される麻酔は 原則としまして 塩酸リドカイン つまりキシロカイン https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med_product?id=00000332-003が使用されます。
エピレナミンという血管収縮剤が含有されたキシロカインを使用します。
エピレナミンは治療の時、血管を収縮させて出血を抑制する効果と キシロカインの有効時間を延長させる効果があります。
医学部の教科書には鼻先部位や指先には使用を禁忌と記載してありますが、現在では臨床的にはまず問題が起こることありません。(血管収縮により皮膚壊死が起こる可能性があると考えられていました。)
濃度は、0.5%〜2.0%の製剤が使用されることが多いのですが ホクロ除去では、0.5%で十分な濃度であり使用に問題がありません。
当院では、キシロカインを使用していますが、キシロカイン塩酸リドカインという名称通りPHが酸性 3.3〜5.0 で 生体内、特に真皮内に注射する時、この薬剤の拡散時にPHの差の薬剤性の痛みが生じます。
このためPH調整のためメイロンというアルカリ性の薬剤を混ぜてさらに濃度を下げ PHをできる限り生体に近い PH7.3程度にPH調整を行って自作しています。
実際の使用では従来のキシロカイン注射に比較して はるかに注射時の痛みが少なく 患者様の負担が減ることになりました。
また、注射を行う 針も 30Gから34G と極細の針での注射のため痛みがかなり軽減されます。
ホクロを多数除去する場合はホクロの数だけ注射が必要となるため必ず患者様への麻酔時の痛み緩和ケアが必要となります。
ホクロ除去の麻酔量は少なく簡単といっても 丁寧な注射で疼痛緩和が可能となります。
当院では極細の針の使用、PH調整した自作キシロカイン麻酔薬の使用によりホクロ除去を行っております。
2021年03月01日
ホクロのご相談が増えました。
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Reading Time: < 1 minute新型コロナ感染が広がりマスクで顔を覆うことになり目元だけしか露出しなくなりました。
室内ではマスク着用を義務つけられている会社も少なくありません。
現在、ホクロ除去を行う 患者様が急増しています。
ホクロの除去は、炭酸ガスレーザー治療が有名ですが当院では 炭酸ガスレーザと比較して傷跡が残りにくく 短時間で確実に除去できる電子エネルギー での熱による 蒸散治療もしくはツリウムレーザー(Lavieen)によるホクロの組織の蒸散治療をお勧めしています。
>>ホクロ除去について
ホクロ取り放題 定額制で施術を実施されます 医療機関では炭酸ガスレーザーを使用した除去が一般的ですが、かなり目立つ肥厚性瘢痕という傷跡が残る可能性も少なくなく慎重に検討が必要となります。
炭酸ガスレーザーでホクロ除去された肥厚性瘢痕状の傷跡のご相談でご来院されます患者様も少なくありません。
CO₂もしくは炭酸ガスレーザーホクロ除去は レーザーという名称で 最先端
のイメージがありますが、すでに臨床で使用されるようになって 25年以上。
ある意味 陳腐な治療でホクロを丁寧に除去する治療法としましては必ずしも第一選択として推奨されません。
実は私も25年以上前、当時 800万円ほどの定価で販売されていた日本赤外線工業社(ニーク)が開発した国産の炭酸ガスレーザーシステムを使用してホクロ除去を行っていました。
私が美容外科医として働き始めた当時は、ホクロ除去の治療法は切除が原則でしたのでレーザー光線を照射するだけでホクロが蒸発して消えて無くすことができる炭酸ガスレーザーシステムは画期的で魔法の機器のようでした。
傷跡は切開手術より目立ちにくく 25年以上前は瘢痕治癒もそれほど問題になりませんでした。
施術をレーザーで受ける 患者様もホクロのふくらみや色が改善すれば満足していた時代でした。
しかし、現在ではもっと綺麗に除去できるシステムがあるため炭酸ガスレーザーでの除去の肥厚性瘢痕などの傷痕の問題がクローズアップされてきたのです。
私も25年前の同じ治療方法を現在でも行うことには抵抗があります。
現在では、主に盛り上がったホクロはラジオ波による電子エネルギーによる熱でホクロの組織を蒸散させる治療法での除去を行っています。
平坦なほくろではツリウムという媒体のレーザー照射を行って組織を蒸散させ除去します。
ホクロの診断は、ダーモスコピーという機器で行います。
悪性を疑った場合は必ず切除もしくはくりぬき法で 患部を除去して病理検査を行い診断を確定させます。
確実に良性腫瘍の診断が得られた腫瘍、ホクロのみ切除は行わず電子エネルギーでの蒸散やツリウムレーザーでの治療を選択します。
アフターケアは、医療用シールを数日貼って 湿潤療法を行う処置を実施して、患部の消毒は行いません。
傷への消毒は消毒薬による組織障害作用で創傷治癒が遅れ感染のリスクも高まります。
ホクロを除去する理由の一番の理由は審美的目的ですが、占いで除去したほうがよいと勧められたり、痒みや痛みなどの症状がある場合のこともあります。
ホクロ除去は 全て傷が同じように治癒して目立たなくなるというわけではありません。
身体部位により傷跡が隆起して肥厚性瘢痕という状態になることもあり慎重に術前に検討が必要になります。
顔では口周り、下顎、頬骨の上が傷痕が目立ちやすい部位となります。
身体では肩、三角筋の上、胸骨上が目立ちやすくその理由は皮膚の緊張度が高く常に周囲に傷跡が引っ張られる状態になってしまうことです。
特にこれらの部位では肥厚性瘢痕という白く盛り上がって治癒するケースが少なくありません。切除手術も部位によっては殆んど傷跡を残さず治癒させることもできますので、ホクロがあまりにも大きい場合は手術を選択する必要もあります。
鼻先は すぐ下に軟骨があるため 切除は困難で 切除以外の治療法を選択する必要があります。
ホクロ除去は、美容外科手技としては難易度は高くありませんが術後のケアや術部位の選択など注意すべき点も多く 治療を受けられる前には リスクとベネフィットをよく担当医から説明を受けることをお勧めします。
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tel:0120566680