2024年07月15日
厚生労働省認可?ミラドライの嘘
Reading Time: < 1 minuteミラドライを行っているクリニックの多くが、ミラドライが厚生労働省の認可を受けた治療機器である事を派手にPR,紹介しています。
この認可を受けているという点では安心でき、安全な治療機器といえますが、落とし穴があるのです。
ミラドライが「わきが つまり腋臭症」の治療に対して認可を受けているのではなく、「原発性腋窩多汗症=ワキの多汗症」の治療機器として認可を受けているという点です。
つまり ワキガの施術に関しましても 治療機器としましても 認可は受けていないにも関わらず錯誤を導く広告表現で 信頼をだましているといわれてもやむを得ない広告表現をされているのです。
臭いに対して厚生労働省が認可した ワキガ治療機器ではないのにも関わらず ワキガに有効と広告して集客することは詐欺行為と考えられてもやむをえません。
しかも、このミラドライを看護師が施術を行っている施設があることには驚きます。
当院へは ミラドライを複数回受け 激痛ともいえる強い痛みや酷い患部の腫れが出現したにも関わらず全く効果が感じられないため再治療に訪れる患者様が後を絶ちません。
厚生労働省がワキガ治療機器として有効と本当に認可しているのかはこちらをご覧いただけましたらその虚偽が明確です。
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000200760_00004.html
『この腋臭症の適応に関しても、日本において一定のニーズがあることから、審査及び専門協議においてもこの適応が認められないかどうかの議論をしたのですが、その結果、審査報告書17ページの上に記載があるとおり、汗に関しては外挿できるとは考えているのですが、臭いに関しては皆さん御存じのように、東洋人と欧米人ではそもそもの体臭が異なるので、臭いを発するアポクリン腺の民族差がどうしても否定できません。それから多汗症の試験においては、確かに主要評価項目はHDSSという主観評価であったことは間違いないです。少なくとも、副次評価項目においても客観的な評価項目を設定されていたということがあります。このCP-0012試験においては、副次評価項目においても基本的には主観評価が設定されていて、客観的な評価が十分にできていなかったことがもう一つの理由としてあります。この臨床試験の結果としても、臭いに対しては臨床試験の達成基準を満たすことができなかったことから、総合して今回はあくまでも多汗症に対して適応を認めるので、臭いの低減効果は認められなかったと、審査としては結論付けております。』
あくまでも多汗症、においの軽減効果は認められなかった と明確に厚生労働省は結論図けているのです。
このような事実を隠して患者様をだます行為は詐欺行為です。
看護師ミラドライビジネスの被害者がいかに多いか。
看護師施術、厚生労働省のミラドライの臭い軽減には効果無しの結論。
ミラドライを実施している医療機関、医師、看護師の方々から 本ブログに関します反論やご意見ありましたら是非、伺いたいです。
美容医療を適正に行うためにはミラドライの虚偽広告や看護師施術も見直していただきたいと考えております。
治療行為は医師が行うもの。腋臭症という疾患の治療施術としまして治療機器を用いて 看護師が治療行為を行うのは医師の管理下であっても倫理的にも法的にも問題ではないでしょうか?
ぜひ、ご教授いただきたく ミラドライ施術の医療機関からの回答をお待ちしております。
2024年06月13日
ワキガ治療の麻酔(2)
Reading Time: < 1 minuteワキガの麻酔に関しましては以前でもブログで紹介させていただきました。
ワキガ治療の際に患者様へ伝えるべきリスクに麻酔の事も必ずお伝えする必要があります。
しかし、ほぼすべての医療機関では局所麻酔のリスクを患者様へお伝えすることは無いようです。
https://www.kin-ikyo-chuo.jp/files/resident/senior/program-anesth
局所麻酔薬 キシロカインのリスクを多くの医師がご存じないのです。
上記の表からもし2%のキシロカインを10ccも体内へ麻酔薬として急速に注入すると極量を超えてしまい命のリスクも。
実際に某美容外科クリニックで経験の浅い美容外科医がワキガの手術前の局所麻酔薬を20代の女性の患者様へ投与して死亡すると言った痛ましい死亡事故が発生しました。
局所麻酔薬で死亡事故?
ありえないことではありません。
昨今、若手美容外科 SNSでカリスマ化され 経験も知識も極めて乏しい 美容外科医がこういったリスクの教育も受けず過信して治療にあたるといった現況があります。
当院では現在、0.17%以下の濃度のキシロカインを濃度調整 アルカリ性の薬剤であるメイロンを混ぜてPH調整を行い疼痛時の痛みを抑制する 自家製の麻酔薬を調合しています。
ミラドライでは片ワキ 20cc以上 投与するケースも稀でなくもし2%のキシロカインを両脇に使用すれば命のリスクも…
有名美容外科だから安全
医師だから麻酔は安全
ではありません。
医学的知識も外科的知識もほとんどない 院長と称する美容外科医が リスク考えずに実施する局所麻酔はとても恐ろしい医療行為なのです。
しかも麻酔注射を終了した後は ミラドライ治療を全て看護師に任せ 麻酔後のキシロカイン中毒による症状の異変に気が付かないこともあります。
看護師はこのような知識や経験すらもちろん全くありません。
このようなリスクある医療行為も営利優先して行われては患者様の命が脅かされます。
患者様にはぜひ、局所麻酔も大きなリスクあることを治療前に知っていただきたいですね。
2024年06月07日
ワキガ・スソガ・チチガ治療の全て
Reading Time: < 1 minuteワキガ治療の真実、現況、実体を詳細に Q&A形式で回答しています。
美容外科の闇、ワキガ治療の闇もこちらの動画をご覧いただけましたら理解できます。
後悔が無い、ワキガ、スソガ、チチガ、多汗症治療を専門医から受けてください。大手だから安心、広告が派手にいつも見ることができるから安心ではありません。看護師が貴方の身体を蝕む治療を行っている現実があります。
ワキガは必ず経験豊富な専門医に受けてください。
看護師がワキガ治療を行えば医師法違反、犯罪行為で効果が出るどころか悲惨な結果になってしまうリスクが大です。
@wakiga.takansyou.suetake
2022年01月01日
ワキガ治療後の瘢痕
Reading Time: < 1 minuteワキガ治療後の瘢痕(はんこん=傷あと)の相談は少なくありません。
手術を行って切開創がたとえ小さくても皮膚を剥がした痕が醜い瘢痕や粉瘤や
毛穴の拡大による角栓のつまりで醜い状態になることも少なくありません。
現在、ワキガ治療はメスを使用しないダウンタイムが無い治療としてかなり過大にPRされて、看護師が施術を行う流れになってきています。
長期的に施術を実施した患部を経過観察すると、瘢痕化したり粉瘤が発生したり、角栓が目立つような痕になるケースも少なくないのです。
このような状態は外科的な治療以外では改善することはありません。
ワキガ手術後の瘢痕、メスを使用しないワキガ治療後の瘢痕は美容外科的手術とフラクショナルレーザーによる皮膚再生医療でかなり改善します。
あきらめないでご相談いただけましたら幸いです。
名古屋の 美容外科、美容整形、ワキガ治療、多汗症治療、プチ整形、ホクロ除去、傷跡治療、しわ、たるみ治療なら さかえクリニックへご相談ください。
2021年12月20日
ワキガ治療 マイクロニードル治療の瘢痕
Reading Time: < 1 minuteビューホットというワキガ、多汗症治療機器によります マイクロニードル高周波治療でのワキガ治療後 3か月以上経過しました患者様の傷痕になります。
ランダムにワキの皮膚へ針を刺して高周波を流して熱を発生させるため 高度の炎症が起こることがあります。これは熱傷痕として完全に赤みが治癒しても醜い白いぶつぶつのいぼ状の熱傷痕が残る可能性が極めて高い状態です。
このような傷跡の治療は難渋します。
まずは赤みを消失させる治療から始めて 瘢痕化しないように治療を進めます。
名古屋の 美容外科、美容整形、ワキガ治療、多汗症治療、プチ整形、ホクロ除去、傷跡治療、しわ、たるみ治療なら さかえクリニックへご相談ください。
2021年12月05日
ワキガ治療の闇 マイクロニードル治療の落とし穴
Reading Time: < 1 minute
ワキガ治療はメスを使用ない治療へと治療法に大きな変遷がありました。
簡単でダウンタイムが無いように行えるワキガ治療も実態は?
手術と異なり 簡単に施術できるということでワキガ治療を看護師が担当する美容外科クリニックも少なくありません。
メス不要のダウンタイムが無い、痛みが無い次世代の最新ワキガ治療とメリットばかり強調された広告が目につきます。
この漫画では マイクロニードルを使用したメスを使用しないワキガ治療のリスクの可能性や合併症をまとめて解説してあります。
ワキガ治療を受けたいと希望されています患者様がおられましたらご覧になって治療法を慎重にご検討ください。
名古屋で 美容整形、美容外科、プチ整形、ワキガ治療、多汗症治療、ダイエットなら さかえクリニックへご相談ください。
2021年12月04日
美容整形の闇 シリーズの監修
- わきが, わきが手術, わきが治療, わきの臭い, スソガ, スソワキガ, チチガ, ワキの臭い, ワキガ, ワキガ手術, ワキガ治療, 乳輪ワキガ, 多汗症, 脇が治療, 脇のの臭い, 腋臭, 腋臭手術, 腋臭治療
Reading Time: < 1 minute美容整形の闇
身近な医療となってきました 美容医療
私が美容外科医として働くようになって30年以上経過しましたが、多くの美容外科クリニックが開設され過去にないほどのトラブルや美容外科手術による合併症や後遺症で悩んでいる方々も少なくない現状があります。
少しでもそのリスクを回避するため わかりやすく漫画として友人に制作していただきました。
わきが手術は現在では以前より行われなくなってきましたが、ワキガ手術は以前 合併症が多い 手術の一つです。
わきが治療を考えている方へ 手術のリスクを漫画にしてわかりやすく解説してみました。
名古屋で 美容整形、美容外科、プチ整形、ワキガ治療、ダイエットなら さかえクリニックへご相談ください。
2021年11月23日
ワキガ治療 を看護師が担当する治療法
- わきが, わきがの治療, わきが手術, わきが治療, シワ治療, タルミ治療, レーザー治療, ワキガ, ワキガの治療, ワキガ手術, ワキガ治療, ヴェルテクリニック大阪, 医療事故, 多汗症, 家宅捜査, 死亡事故, 看護師治療, 美容クリニック, 美容医療事故, 美容外科, 腋臭, 腋臭の治療, 腋臭手術, 腋臭治療, 高周波治療
Reading Time: < 1 minuteワキガ手術は当然ですが、医師が行います。
しかし、最近、ワキガ治療を看護師が行ってトラブルがかなり起こっている事実があります。
手術以外のワキガ治療としまして ミラドライ、ビューホットなどがあります。最近ではHIFUといった超音波を使用した治療も行われるようになってきました。
これらの治療の共通点は、全て機器を使用して それぞれの専用プローブを患部へ押し当て照射する方法を採用しています。
このため手技としましては単純で看護師でも治療は可能といえます。
しかし、看護師は 医学を学んだわけではありません。看護学は学んでも皮膚科学や創傷治癒、美容医療の専門家ではないのです。看護師でも医師でもプローブを皮膚へ押し当てて照射するだけだから同じではないのです。
まず、個人差がありますので皮膚の状態や施術範囲、など個々の患者様の状態に応じて 出力、照射時間、範囲、など詳細にパラメーター設定が必要となり業者から渡されるマニュアル通りでは十分な結果が出ないばかりか きわめて重篤な皮膚損傷や熱傷、神経損傷も実際には医療事故として起こっています。
では、どうして看護師がワキガ治療を行うのか?理由は以下の事であることが想定されます。
1:施術時間が長時間になり医師の報酬を考えると割に合わない
2:手術は医師だが予約状況から看護師しか手が空いていない
3:業者の営業で看護師でもできる簡単な治療といわれ機器を購入した
4:価格競争になっていかに治療コストを下げるかを考えると看護師が施術を行わなければ経営が成り立たない
5:医師がワキガの事を何も知らない
このため、看護師施術にはリスクだけでなく法的な問題もグレーなのです。
医療行為ですのでいくら医師の管理下にあってもワキガ治療行為を看護師が施術することは医師法上 確実に問題ないとは言えないはずです。
倫理的には絶対に ワキガ治療の看護師施術は NG行為。
この問題に関しまして長年メーカーにも進言しておりましたがことごとく無視され 恐れたことが起こりました。
ワキガ治療では無いのですが 看護師が医師の管理下ではない状態でシワ・タルミの高周波治療(報道ではレーザー治療となっていましたが)によって重度の熱傷を頸部に引き起こされ全治6か月の診断の美容医療トラブルが起こり業務上過失傷害で 某クリニックが家宅捜査を受けた報道が 実名入りでしかも その美容医療機器の名称まで報道されてしまいました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/98c0df8670df62a988c3d9b40ea6cdbff7afabcc
死亡事故以外で警察の捜査が医療機関へ入ることは異例な事件です。
この事件は氷山の一角であり、看護師施術によって数多くのトラブルが起こっているという現実があります。
当院へも看護師施術のトラブル後のご相談が多数寄せられています。
とても残念なことですが美容医療業界が看護師施術で単価を落としてPRを行い集客するビジネスシステムが構築されつつあります。
美容医療のクオリティを落とさないためにも 看護師が行うグレーゾーンの美容医療行為を見直す時期に来たのではないでしょうか。