2024年03月19日

エクソソーム療法はドーピングより危険!?

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最近、美容医療や再生医療分野で話題のエクソソーム療法。
残念ですが、現時点でエビデンスもロジックも明確なものはありません。
定義すら曖昧で 美容クリニックで広く実施されています 『エクソソーム療法』の多くがグレーゾーン治療。
日本再生医療学会も日本抗加齢医学会も『エクソソーム療法』を推奨しておりません。
『世界的にクリニックでの安易な投与が問題視されている
(論文より)
As a result, multiple businesses and private clinics have now started to exploit this situation and are offering
secretome-based interventions despite the lack of supporting data. This poses significant risks for the
patients and could lead to a credibility crisis in the field.
→クリニック等での安易な使用は大きなリスクで有り、この分野の信用性を失ってしまう。
We conclude that such business activity requires tight regulations and monitoring by the respective national
regulatory bodies to prevent patients from being conned and more importantly from being put at risk.
→このようなビジネス活動には、患者が騙されたり、より重要なリスクを負うことを防ぐために、各国の規制機関による厳格な
規制と監視が必要である。』
美容クリニックが独自に業者の営業トークをうのみにして行われている事例が多いようです。
有名アスリートがクリニックでエクソソーム点滴を受けたことをSNSでアップするという信じられないことも目にしました。
【エクソソームの奇跡 アスリートはエクソソームを打つべし!!】
というとんでもないPRを美容クリニックのサイトで見つけました。
良識ある医師、医療機関であれば【エクソソームの闇  アスリートは絶対にエクソソームを打ってはいけない!!】
のではないでしょうか?ドーピング、WADAの事はご存じなのでしょうか?ホームページはご高名な形成外科の先生方が名前を連ねているクリニックですがスポーツ医学の倫理としても大問題です。
可能性ある期待のエクソソーム療法を一部の営利を優先させた医師の暴挙で汚されないことを願います。
このサイトの文章は 美容医療のイメージがさらに悪化するような容認しがたいPRです。(こちらのクリニックのドクターが私のブログをご覧いただければクレームなど是非お伝えいただきたいです。)
ドーピング以上に問題行為でアスリートがエクソソーム療法を決して受けるべきではないのです。アスリートに推奨する医師が存在すること自体疑問に思います。。成分も効果もわからずプロトコールも存在せず、安全性も確立されいない、標準化されていない試薬をアスリートに点滴する行為は信じられない暴挙です。スポーツ医学を大学でも教える立場からも完全なるNG
幹細胞培養上清液療法と同等の意味や有効性で臨床で取り扱われてるにもかかわらずその違いが明確に基準も無く 標準化された試薬も存在しません。当然ですが厚生労働省が認可された薬剤ではなく 投与によるトラブルも発生しています。
某大手美容外科がエクソソームの闇治療を肺がん患者などに実施して悪化させ調査が入った行政指導も報道されています。
美容医療、再生医療という医療の名のもとに エクソソームビジネスが確立されてしまっているようです。
このエクソソーム療法と全く同じ効果で エビデンスも世界的に確立されつつありロジックも明確で安全な 『迷走神経刺激療法』を推奨したいと思います。
迷走神経活性化を行う 肺活や耳介刺激はアスリートにも安心して推奨でき、もちろんドーピングでもありません。
ヘルスケア、医療分野のみならず スポーツ分野、教育分野、介護分野など広い分野に活かせる技術であり理論です。
弊社では、スポーツ分野にも力を入れてアスリート支援を実施しています。
アスリートの身体の OS をアップデートすることで身体パフォーマンスは短時間でリスクなくアップでき疲労回復も怪我の予防にもあることが弊社の実験や実績で証明されています。
パリオリンピックへ向けてすでに選考会もスタートして日本代表選手争いが激化していますが、秘密兵器が Vagal Treatment(肺活、耳ケア)
驚異的な成果がすでに得られ タイムですべての勝敗が決まる陸上競技短距離の東京五輪日本代表選手(2021年 日本陸上選手権大会優勝、4×400mリレー 日本記録、アジア記録保持者)川端魁人選手にも指導・導入でパリオリンピックでの活躍が期待されます。
耳介刺激が迷走神経を活性化させ脳を刺激→脳活。
アスリートの集中力を高めることが分かっています。集中力を高めることで反応が良くなり競技結果に好影響をもたらします。いわゆる ゾーンに入る 状態が作れるのです。
平常心  常に緊張の中でもこの 心の平静を保つことがベストパフォーマンスには必須事項です。

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