2024年05月08日

保険でのワキガ手術のリスクと有効性

Reading Time: < 1 minute最近、保険でワキガ手術を受けられて醜い瘢痕が残ったり 全く効果が無かったため再治療目的でのご来院されます患者様が急増しました。 ワキガ治療でワキガ手術は保険適応でも可能ですが、その実態はかなり怪しい手術を行うクリニックも存在して要注意です。 広告でワキガ手術は保険適応とPRされていますクリニックは特に要注意です。 集客だけで 『ワキガ手術は保険が効きます』とPRされています問題あるクリニックが存在します! 保険適応のワキガ手術 令和の現在では私は慎重にと… その理由は 1:保険で患者様を集客して傷跡が残る、効果が悪いなどと院内でアップセールして自費での治療を強要するクリニックが存在。 2:外来で行うワキガ手術は安静に患部を固定することが困難で 広範囲の剥離が不可能で 効果が極めて悪い。 3:保険のため傷跡の配慮は殆んどされず 術後に醜い傷跡で悩む患者様が多い。 4:令和の時代に昭和の治療である ワキガ手術は問題。様々な合併症が術後に起こるリスクが大きい。 5:医師の技量が低いケースが少なくない。(専門の知識と経験豊富な医師はリスクも大きく有効性の低い保険診療でのワキガ手術をお勧めしないことが多いです。) 私は、美容外科医として1500症例以上のワキガ手術を行ってきましたが、令和の今 行うべき治療法ではないと考えます。 昭和や平成であれば手術が主たる治療法として確立されていたので実施されることは当然ですが 現在では非侵襲的治療があるため 安いから保険ということで手術を受けられ 効果も無く傷跡や様々な合併症(皮膚壊死、瘢痕拘縮、粉瘤・・・)で苦しまれています患者様は少なくありません。 私は過去30年以上の美容外科のキャリアの中でで 東海エリアで最も多くのワキガ手術を行ってきたと思います。 しかし、手術しか方法が無ければ手術での治療はやむを得ませんが、EL法などダウンタイム無く合併症も無い有効性が大きな治療法が存在する今 会えて保険診療内で手術を受ける場合には慎重に検討したほうが良いでしょう。 術後の固定は患者様が想像されるより大変です。 術後の合併症は患者様が想像されるより多いのです。 保険が効くから・・・ これは悪性腫瘍などの治療は標準療法と言ってエビデンスが確立して最も科学的に有効な治療が保険適応になっているため 保険での治療を優先されるべきですが、ワキガ手術は全く異なります。 保険での手術が本当に安全で有効で自分に合っているか是非、ワキガ手術をご検討されています患者様には考えていただきたいです。

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